ドコモでんきの料金は高い?得する?評判からメリット・デメリットを解説

ドコモでんき アイキャッチ

最大20%のdポイント還元を受けられるドコモでんき。ドコモ回線やdカードを利用していれば、実質的な電気代をかなり安くできます。

一方で、自分のポイント還元率がどの程度になるのかや、今の電力会社より安くなるのかと疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ドコモでんきの特徴・評判・メリット・デメリットを徹底的に検証・解説します。

結論から述べると、ドコモでんきはドコモのスマホ回線やdカード、ドコモ光などのいわゆるドコモ経済圏を活用できる人にぴったりの電力会社です。また、申し込む際にはGMOとくとくBBの窓口がおすすめ。公式よりも圧倒的にお得に契約できるので、ぜひ検討してみてください。

ドコモでんきの料金プランは?どんな人におすすめ?

ドコモでんき
引用:ドコモでんき

ドコモでんきは、ドコモのスマホ回線やdカードなど、ドコモのサービスをよく使う人におすすめです。ドコモでんきはdポイント還元率が高く、最高で20%のポイント還元が受けられます。

一方、ドコモのサービスを利用しない人はポイント還元が低めのため、推奨できません。ドコモでんきの電気料金自体は地域電力会社と同額のため、他社新電力のほうが安くなる可能性があります。

ドコモでんきの基本情報は、以下を参照してみてください。

項目概要
家庭用向け電気料金プランドコモでんき Green
ドコモでんき Basic
基本料金ドコモでんき Green(地域電力会社+500円)
ドコモでんき Basic
(地域電力会社と同じ)
オール電化プランなし
提供エリア北海道電力・東北電力・北陸電力・東京電力・中部電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力エリア
支払い方法クレジットカード払い
口座振替
ドコモの回線利用料金と一括請求
ポイントdポイント
契約期間・解約金なし

上述したとおり、ドコモでんきの一番の特徴は、dポイントが貯まりやすいこと。次の項目では、dポイント還元率について詳しく解説します。

電気料金に応じてdポイントが還元される

ドコモでんき dポイント還元率
引用:ドコモでんき GMOとくとくBB

ドコモでんきは、電気料金に応じてdポイントが還元されます。ドコモの回線契約やdカード支払いにするとポイント還元率が上昇していき、最大還元率は20%と非常に高いのが特徴です。

還元率には条件があり、各条件を満たしていくと還元率がアップしていく仕組みです。詳細な還元率は、以下を参考にしてみてください。

回線契約dカード契約支払方法dカードPLATINUM
入会年数
dカードPLATINUM
月間ショッピング利用額
ドコモでんきGreenドコモでんきBasic
eximo、ahamo、
irumoなど
dカードPLATINUM会員dカード初年度20%2%
2年目以降20万円以上20%2%
10万円以上15%2%
20万円未満15%2%
10万円未満10%2%
上記以外9%1%
dカード GOLD
dカード GOLD U会員
dカード10%2%
上記以外9%1%
上記以外dカード5%2%
上記以外4%1%
上記以外プラン
ドコモ回線契約なし
dカード2%1%
上記以外1%0.5%

上記は中部・関西・九州電力エリアの還元率です。北海道電力・東北電力・東京電力・北陸電力・中国電力・四国電力エリアの還元率は以下となります。

回線契約dカード契約支払方法dカードPLATINUM
入会年数
dカードPLATINUM
月間ショッピング利用額
ドコモでんきGreenドコモでんきBasic
eximo、ahamo、
irumoなど
dカードPLATINUM会員dカード初年度12%2%
2年目以降20万円以上12%2%
10万円以上9%2%
20万円未満9%2%
10万円未満6%2%
上記以外5%1%
dカード GOLD
dカード GOLD U会員
dカード6%2%
上記以外5%1%
上記以外dカード4%2%
上記以外3%1%
上記以外プラン
ドコモ回線契約なし
dカード2%1%
上記以外1%0.5%

例えば月に10,000円電気を使う場合、20%還元が適用されれば月2,000pt、年間で24,000ptものdポイントが貯まります。

ドコモでんき 年間に貯まるdポイント
引用:ドコモでんき GMOとくとくBB

還元率を上げるためには、表のとおりドコモの回線契約や、dカードの契約・支払い設定が重要です。とくにdカードは、dカード GOLD、dカード PLATINUMのほうが圧倒的に高還元率になります。

またプランにも注目しましょう。ドコモでんきにはドコモでんきGreenとBasicの2種類があり、ドコモでんきGreenのほうが高還元率です。還元率が高ければ実質的な電気代がかなり安くなるため、還元率アップの条件を満たせそうであれば、ドコモでんきGreenを選ぶのがおすすめです。

還元額は地域によって異なる

ポイント還元率が地域によって異なるのは注意しておきたいポイントです。中部・関西・九州電力エリアは最大還元率が20%なのに対して、北海道電力・東北電力・東京電力・北陸電力・中国電力・四国電力エリアは最大で12%とやや控えめです。

とはいえ、一般的な電力会社の還元率は0.5〜1%ほどが多いため、12%でも高還元率なのに変わりはありません。北海道電力・東北電力・東京電力・北陸電力・中国電力・四国電力エリアでも、お得に利用できる可能性が高い電力会社だといえるでしょう。

ドコモの回線とのセット割が適用される

ドコモMAX
引用:ドコモ

現在ドコモ回線を利用している人や、電気とあわせて切り替えを検討している人は、2025年6月5日から始まる新プラン「ドコモMAX」をチェックしてみてください。ドコモでんきとセットで契約するとドコモでんきセット割が適用され、毎月のスマホ料金が110円割り引かれるため、実質的な電気料金を抑えられます。

ドコモ回線とドコモでんきをセット契約するメリットは、電気代の割引だけではありません。例えばdカードでの支払いに設定している場合、ドコモの回線にもポイント還元が適用されます。基本的に「ドコモ経済圏」とも呼ばれるドコモのサービスを使うほどdポイントが貯まりやすい仕様になっているので、お得に使いたいならぜひ複数のサービスを併用してみてください。

なお、各サービスをまとめて申し込むなら、GMOとくとくBB経由がおすすめです。GMOとくとくBBでは、ドコモでんき以外にもドコモ光やdカードの申し込みが可能です。さらに電気の契約だけでも8,000円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンが開催されているので、ドコモでんきの公式窓口から申し込むよりも圧倒的にお得です。

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公式サイト

ドコモでんきと大手電力会社の料金を比較シミュレーション

ここからは、ドコモでんきと地域の大手電力会社の料金を実際にシミュレーションして比較します。

ドコモでんきの特徴として、ドコモでんきGreen・Basicともに地域電力会社と電気料金は同じであることが挙げられます。ドコモでんきGreenのみ、基本料金(最低料金)にプラス500円が加算されている設定です。

電気代単体で見るとドコモでんきBasicは地域電力会社と同額、ドコモでんきGreenは500円高いことになりますが、ドコモでんきGreenはポイント還元率が非常に高いため、付与ポイントを加味した実質料金は安くなります。

以下で各地域電力会社とドコモでんきGreenの電気料金と、ポイント還元(20%または12%)を加えた実質的な電気料金にはどのくらい差があるのかをシミュレーションしました。(タブで切り替えられます!)

北海道エリア
東北エリア
東京エリア
中部エリア
北陸エリア
関西エリア
中国エリア
四国エリア
九州エリア

電力会社月額地域電力との差額
北海道電力11,265円
ドコモでんき11,765円500円高い
ドコモでんき(dポイント還元を含む実質料金)10,353円911円安い
電力会社月額地域電力との差額
東北電力9,760円
ドコモでんき10,260円500円高い
ドコモでんき(dポイント還元を含む実質料金)9,029円731円安い
電力会社月額地域電力との差額
東京電力9,555円
ドコモでんき10,055円500円高い
ドコモでんき(dポイント還元を含む実質料金)8,848円706円安い
電力会社月額地域電力との差額
中部電力7,165円
ドコモでんき7,665円500円高い
ドコモでんき(dポイント還元を含む実質料金)6,132円1,033円安い
電力会社月額地域電力との差額
北陸電力9,430円
ドコモでんき9,930円500円高い
ドコモでんき(dポイント還元を含む実質料金)8,739円691円安い
電力会社月額地域電力との差額
関西電力5,973円
ドコモでんき6,473円500円高い
ドコモでんき(dポイント還元を含む実質料金)5,179円794円安い
電力会社月額地域電力との差額
中国電力9,324円
ドコモでんき9,824円500円高い
ドコモでんき(dポイント還元を含む実質料金)8,645円678円安い
電力会社月額地域電力との差額
四国電力8,852円
ドコモでんき9,352円500円高い
ドコモでんき(dポイント還元を含む実質料金)8,230円622円安い
電力会社月額地域電力との差額
九州電力6,585円
ドコモでんき7,085円500円高い
ドコモでンき(dポイント還元を含む実質料金)5,668円917円安い


※試算条件は40A契約(最低料金のエリア除く)・250kWh使用 各地域電力会社の従量電灯プランとドコモでんきGreenの比較 燃料費調整単価と再エネ賦課金は除く

全体の傾向として、ポイントを加味しない場合は各地域電力会社のほうが500円安くなります。一方で、dポイント還元を含む実質料金は、どの地域でもドコモでんきのほうが安くなる結果となりました。

やはり20%の最高還元率をほこるエリアが金額差が広い傾向にあるものの、12%でも十分お得になります。

なお、地域電力会社とドコモでんきGreenの電力量料金は同じのため、基本的には電気の使用量が多いほど還元されるポイントが増え、より実質的な電気代を安くできますよ。

ドコモでんきのメリット

ドコモでんきには、dポイント還元のほかにもセット割や支払いの一本化などさまざまなメリットがあります。実際の評判や口コミも参考にして、個別に紹介していきます。

★ドコモでんきのメリット★

電気料金に応じてdポイントが還元される

ドコモでんき dポイント還元

ドコモでんきの最大のメリットは、やはり電気料金に応じてdポイントが高還元率で還元されること。実際の口コミでも、還元率の高さを称賛する声が多数見られました。

とくにdカードゴールド以上のステータスの場合は還元率が跳ね上がるため、年会費以上のメリットを感じている人が多いようです。

ドコモ回線とのセット割がある

ドコモでんきは、ドコモのスマホ・光回線と相性がよいのもメリットです。

セット割の金額はまちまちですが、合算するとかなりの金額になることがわかります。電気代だけでなく、通信費・カード年会費などの固定費を削減したい人にもぴったりの電力会社だといえるでしょう。

ドコモの他サービスと支払いをまとめられる

ドコモでんき 支払いをまとめられる

ドコモの他サービスと支払いをまとめられるのも、ドコモでんきのメリットです。ドコモのスマホ料金や光回線料金などをdカード支払いに設定しておけば、支払いを一本化できます。

支払いが一本化できれば、家計簿をつけるのが楽になったり、明細を確認したりするのも簡単です。また、dカード支払いによるdポイント還元も受けられるため、一石二鳥だといえるでしょう。

ドコモショップに行かなくても契約できる

ドコモでんきは、ドコモショップに行かなくてもネットで完結できるのが強みです。例えば、以下のような契約をネットで済ませている口コミが確認できました。

スマホ・光回線・電気・ガス・クレジットカードなど、生活に必要なインフラをネットでまとめて契約できるのは、忙しい人にとってはとても便利だといえるでしょう。また、各種契約をすべてドコモに切り替えたい人にも役立ちます。

CO2排出量実質ゼロの電気が使える

ドコモでんきGreenは、再生可能エネルギー比率実質100%、CO2排出量実質ゼロの電気が使えるのも魅力です。電気の品質は変わらず、環境保全に貢献できます。

また、エコプランだからといって割高にならないのもドコモでんきGreenの強みです。dポイント還元率が高いため、他社のエコプランと比較してもお得に電気を利用できますよ。

公式アプリで料金や使用量が確認できる

ドコモでんき 公式アプリでできること
引用:ドコモでんき

ドコモでんきは、公式アプリの機能が充実していて使いやすいのも利点です。

例えば毎月の電気料金の確認はもちろん、時間ごとの使用量もチェックできます。わかりやすいグラフで示されるため、直感的に電気を使いすぎていないかが把握可能です。

また今月の電気料金予測や、ほかのユーザーとの電気料金を比較できる機能もついていて、節電したい人には嬉しい仕様となっています。

さらに、これまで獲得したdポイントを確認したり、CO2削減の環境貢献度もチェック可能で、非常に便利に利用できます。

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ドコモでんきのデメリット

ドコモでんきには、電気料金面やエリア面などで注意しておきたいポイントがあります。以下で、ドコモでんきを検討するうえで抑えておきたいデメリットを解説するので、参考にしてみてください。

★ドコモでんきのデメリット★

dポイント還元を受けないと電気代は割高

ドコモでんき 電気料金
引用:ドコモでんき GMOとくとくBB

ドコモでんきのデメリットは、dポイント還元を受けないと電気代が割高になること。ドコモでんきの基本料金(最低料金)・電力料金は地域電力会社と同額(ドコモでんきGreenの場合はプラス500円)なのが理由です。

例えばdカードユーザー以外でドコモ回線も利用していない場合の還元率は、ドコモでんきGreen1%・ドコモでんきBasicで0.5%です。この場合、地域電力会社や他社新電力よりも割高になる可能性があります。

オール電化プランがない

オール電化向けのプランがないのも、ドコモでんきの弱みです。例えば現在オール電化向けプランを利用している人は、ポイント還元率が高くても安くならない可能性があります。

実際に、ドコモでんきのオール電化について指摘する評判も見られました。

一部利用できないエリアがある

ドコモでんきは、一部利用できないエリアがあるのもデメリットになりえます。ドコモでんきの提供エリアは北海道電力・東北電力・北陸電力・東京電力・中部電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力エリアで、沖縄エリアでは利用できません

とはいえ、ほぼ全国で利用できるため、地域をまたぐ引っ越しなどがあったとしてもそれほど障害にはならないと考えられます。

ドコモでんきのお得な申し込み方法

ドコモでんき GMOとくとくBB LPトップ
引用:ドコモでんき GMOとくとくBB

ドコモでんきの申し込み方法には、大きく分けて公式の窓口と代理店の窓口がありますが、おすすめなのは代理店の窓口です。

例えばGMOとくとくBBの窓口から申し込むと、公式から契約するよりも充実した特典を受け取れます。詳しい特典内容は以下で紹介しているので、参考にしてみてください。

GMOとくとくBBで申し込めば8,000円キャッシュバック!

ドコモでんき GMOとくとくBB
引用:ドコモでんき GMOとくとくBB

ドコモでんきを申し込むなら、GMOとくとくBBの窓口から申し込むのがおすすめです。特典として、8,000円のキャッシュバックを受け取れるため、公式から契約するよりも圧倒的にお得になります。

また、GMOとくとくBBでは電気だけでなく、光回線やdカードとセットで申し込むことも可能。とくにdカードの契約とdカード支払いの登録は、ドコモでんきの目玉であるポイント還元率をアップさせるために必須の条件です。この機会にまとめて申し込めば、さらにお得に利用できますよ。

上述もしたとおり、ドコモ関連サービスは加入しているものが多いほどポイント還元率や割引特典などが増加する傾向です。上手に活用すればdカードゴールド以上のステータスの年会費を補って余りある還元があるため、ぜひまとめての契約を検討してみてください。

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ドコモでんきでよくある質問

本項目では、ドコモでんきでよくある質問についてお答えします。当サイトに多く寄せられる疑問や悩みに回答しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ドコモでんき Greenとドコモでんき Basicの違い

ドコモでんきGreenとドコモでんきBasicは、基本料金(最低料金)が異なります。ドコモでんきGreenのほうが500円高い設定です。

一方、ポイント還元率はドコモでんきGreenが圧倒的に高くなる傾向です。ドコモでんきBasicの最大還元率は2%ですが、ドコモでんきGreenは20%までアップします。

また、ドコモでんきGreenは再生可能エネルギー比率実質100%、CO2排出量実質ゼロの電気が利用できるのも違いです。

ドコモでんきはどの地域でも申し込める?

ドコモでんきが申し込める地域は、北海道電力・東北電力・北陸電力・東京電力・中部電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力エリアです。沖縄電力エリアは対象外なので注意しましょう。

ドコモでんきは解約金がかかる?

ドコモでんきでは、解約金や違約金の類は一切かかりません。リスクなしで解約できるので、トライアル的に利用してみて、電気代やポイント還元がどのくらいになるかを確認するのも賢い使い方です。

ドコモでんきの料金はどこで確認できる?

ドコモでんきの料金は、マイページかドコモでんきアプリから可能です。また、ドコモのご利用料金確認サイトでもチェックできます。なお、過去データの閲覧はアプリなら12か月分を参照でき、それ以外は4か月です。

まとめ

今回は、ドコモでんきのプランの特徴や、ポイント還元率、おすすめの窓口などを解説しました。

ドコモでんきは、ドコモ回線やdカード会員などドコモの各サービスを利用する人は、かなりお得感のある電力会社です。最大で20%もの超還元率になるため、高還元率の条件に当てはまる人や、満たせそうな人はぜひ検討してみてください。

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