Looopでんきは一人暮らしだと高くなるのは本当か?評判・実体験から全解説

Looopでんきは一人暮らしだと高い
一人暮らしでLooopでんきを検討しているけど、「一人暮らしでは高くなるのでは?」と不安になっていませんか?

また、「市場連動型であるLooopでんきを一人暮らしで契約しても大丈夫?」と疑問を持っている人もいると思います。実際のところはどうでしょうか?

結論、利用者の実際の口コミやLooopでんきが公式に公開した実績データから、一人暮らしでも相当額の節約ができることが分かりました。

この記事では、一人暮らしだとLooopでんきは高くなってしまうのか、口コミや実際に私が利用した経験談などから分かりやすく解説していきます。
一人暮らしだからと一概に諦めるのはもったいないので、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。

結論:Looopでんきは一人暮らしでも年間通して安くなる

Looopでんき

結論から述べると、一人暮らしの人が東京電力・関西電力などの地域電力会社からLooopでんきに切り替えた場合は、ほとんどのケースで電気料金が安くなります

Looopでんきの一人暮らしの節約額

出典:Looopでんき

Looopでんきは電気の使用量に関わらず発生する基本料金が0円で、昨今電気代が高騰する原因となっている燃料費調整額も0円に設定されていることが理由です。

実際の口コミでも、サービス再開後のLooopでんきに切り替えて「電気代が安くなった」といった一人暮らしの方の声が見られます。

以下の項目からはLooopでんきが安くなる理由をより深く掘り下げるために、プランや上述した特徴を解説します。具体的にどのくらい安くなるのかを手短に知りたい人は「Looopでんきの一人暮らしの電気代をシミュレーション」の項目を先に参照してみてください。

「スマートタイムONE」の特徴

Looopでんきの家庭向け電気プランは「スマートタイム ONE」の1種類のみと非常にシンプルです。

特徴的なのは電気料金の計算方法で、30分ごとに変動する料金単価×電気使用量+再エネ賦課金を採用しています。

電気料金は一般的に「基本料金+電力量料金+燃料費調整額+再エネ賦課金」で計算されます。電力量料金は料金単価×電気使用量のことなので、Looopでんきの計算方法は従来の電力会社の計算式から基本料金・燃料費調整額を抜いて計算する仕組みとなっています。

30分ごとに変化する料金単価はいつでもホームページや専用アプリで確認することができ、料金単価が高い時間・安い時間がわかりやすく可視化されているため、ゲーム感覚で節電をすることも可能。

Looopでんきの料金単価は、時間帯によっては1kWhあたり0.01円になるケースもあります。例えば東京電力の2023年10月分の燃料費調整額は9.62円のため、場合によりかなりの金額差が生じます。Looopでんきのほうが30分あたりの料金単価で上回る可能性はあるものの、安い時間帯に電気を利用するよう工夫できればかなり電気代を抑えることができるでしょう。

実際にLooopでんきのアプリを利用している人は、電気料金が安くなる時間帯を予め把握して効率のよい使い方をしているケースも多いようです。

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Looopでんきの一人暮らしの電気代をシミュレーション


出典:Looopでんき

Looopでんきは上述した基本料金・燃料費調整額を0円にして、30分ごとに変動する料金単価を設定することで低価格を実現しています。ここからは実際に、Looopでんきが地域の電力会社と比べてどのくらい安くなるかを比較してみましょう。

例えば東京電力とLooopでんきの2023年1〜8月の一人暮らし世帯の料金を比べてみると、以下のようになります。

利用月Looopでんき東京電力差額月平均使用量(kWh)
2023年1月7,237円7,441円-203円227
2023年2月5,146円6,160円-1,013円188
2023年3月3,057円4,480円-1,423円142
2023年4月2,346円3,597円-1,250円117
2023年5月2,499円3,460円-961円116
2023年6月2,757円3,666円-909円130
2023年7月4,572円5,416円-844円200
2023年8月4,919円5,408円-489円209

出典:電気料金比較表(東京電力エリア)

すべての月で東京電力よりもLooopでんきのほうが安くなるといった結果が出ています。

もちろん上記はあくまで平均的な数値であるため、電気代が高い時間帯に集中して電気を利用するとそのぶんLooopでんきの電気料金は上昇します。とはいえ、優秀な実績だといえるでしょう。

Looopでんきのほうが電気料金が安くなるのは、東京電力だけでなく北海道・東北・中部・関西・九州など全国的に共通しています。例えば、最もLooopでんきと料金が近くなる四国電力でも、電気料金の比較は以下のようになります。

利用月Looopでんき四国電力差額月平均使用量(kWh)
2023年1月7,670円4,813円+2856円240
2023年2月5,253円3,766円+1,486円194
2023年3月3,189円2,802円+387円151
2023年4月2,279円2,226円+52円126
2023年5月2,170円3,174円-1,004円127
2023年6月2,196円4,963円-2,766円139
2023年7月3,873円5,424円-1,550円209
2023年8月4,554円5,825円-1,271円231

出典:電気料金比較表(四国電力エリア)

Looopでんきと四国電力を比較した場合、1〜4月まではLooopでんきのほうが高くなりますが、5〜8月の電気料金はLooopでんきのほうが低料金です。トータルでの差額を考えると、Looopでんきに切り替えると1,810円お得になります。

ちなみに、上記の料金傾向は電気の利用量が多くなっても同様です。一人暮らしはもちろん、二人暮らしやファミリー世帯でもLooopでんきを利用すれば電気料金を抑えられる可能性が高いといえるでしょう。

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1ヶ月単位で見るとLooopでんきのほうが高くなる場合も

Looopでんきは数ヶ月単位での電気料金は安い傾向にあるものの、単月で見ると電気代が高くなるケースがある点に注意が必要です。

例えばLooopでんきと四国電力の2023年1月の電気代を比べてみると、Looopでんきが7,670円、四国電力は4,813円となっており、Looopでんきのほうが2,856円高くなっています

このように、1ヶ月単位で比べた場合はLooopでんきのほうが電気料金の負担額大きくなる可能性があるため、必ずしも毎月安くなるわけではないことは覚えておきましょう。

Looopでんきの一人暮らしの評判・口コミ

Looopでんきの一人暮らしの口コミ・評判を調査しました。Looopでんきに乗り換えたら安くなったという口コミと、高くなったという口コミがありました。

Looopでんきに乗り換えて安くなったという口コミ

Looopの一人暮らしに関する口コミ・評判では、一人暮らしは日中に電気を使わないため、安くなりやすいという声が見られました。

また、大手電力会社から乗り換えたことで安くなったという声もありました。

今のところ安い

使い始めて3ヶ月経ちましたが、安くなりました。

私は1人暮らしですが、今までだと冬場だと電気代が8000〜10000円くらいでしたが、1月¥5,338、2月¥5,558、3月¥4,476となりました。

1人暮らしだと使う時間帯も限られている為、高くなる時間帯はアプリを見ながらズラすと安くなりそうです。
まだまだ使い始めなので、夏場はどうなるか分かりませんが今のところは満足しています。

Looopでんきが一人暮らしだと高いという口コミ

実際にLooopでんきを契約してみて

一人暮らしでもエアコンや乾燥機、食器洗浄機、ドライヤーなど家電を頻繁に使うという方、ペットを飼っているという方、テレワークで在宅時間が増えた方などは電気使用量が多めになるでしょうし、契約アンペアも高めかもしれません。

私自身も単身でLooopでんきを契約していた頃は、1か月の電気代が2千円台と非常に安くなることもありました。以下の画像はLooopでんきのアプリで見れるお得額です。

Looopでんきの節約額

このように、一人暮らしでもLooopでんきで節約できる可能性は大いにあります。一人暮らしだからといってすぐにLooopでんきを諦めてしまうのではなく、この記事を参考にして自分の状況と照らし合わせてみてください。

公式サイトでは詳しいシミュレーションもできるので、不安な人は検針票など電気使用量がわかるものを手元に試してみるといいでしょう。安くなることが確認できればそのまま申し込みもできますよ。

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一人暮らしの契約アンペアと平均電気代

一人暮らしの人が契約するのにおすすめなアンペア数と、一人暮らしの毎月の電気代がいくらになるのかを解説します。

ちなみに、アンペアとは電流を表す単位で、契約アンペアが大きいほど一度に多くの電化製品を使えます。

20~30アンペアが一般的

一人暮らしの契約アンペアは、20~30アンペアが一般的です。家電が少なかったり、同時に家電を使わないのであれば20アンペアでも問題ありません。電子レンジやエアコンといった、消費電力の多い家電を同時に使いたければ30アンペアがよいでしょう。

また、ほとんどの電力会社が契約アンペア数にあわせて毎月の基本料金(最低料金)を設定しています。以下に各大手電力会社のアンペア数と、基本料金(最低料金)をまとめました。
電力会社20アンペア30アンペア40アンペア
北海道電力¥805.20¥1,207.80¥1,610.40
東北電力¥739.20¥1,108.80¥1,478.40
東京電力¥590.48¥885.72¥1,180.96
中部電力¥642.28¥963.42¥1,284.56
北陸電力¥605.00¥907.50¥1,210.00
関西電力¥447.21¥447.21¥447.21
中国電力¥447.97¥447.97¥447.97
四国電力¥397.10¥397.10¥397.10
九州電力¥632.48¥948.72¥1,264.96
沖縄電力¥643.05¥643.05¥643.05
Looopでんき¥0¥0¥0
・2024年7月時点の価格。消費税相当額を含む。
・各電力会社の従量電灯Bの基本料金または最低料金。
※出典:北海道電力東北電力東京電力中部電力北陸電力関西電力中国電力四国電力九州電力沖縄電力Looopでんき

とくに一人暮らしは電気使用量が少ないので、固定費である基本料金(最低料金)が節約したい人にとってネックとなることもあるでしょう。

一方で、Looopでんきは何アンペアでも基本料金は0円です。従量料金の安い時間帯にあわせて電気を使えば、かなり節約できるといえます。

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一人暮らしの電気代の平均

一人暮らしの電気代の平均は、総務省の統計によると月額6,726円でした。(2023年/全国平均)

総務省は、2023年の電気代の平均月額を全国と6つのエリアに分けて算出しており、北海道・東北・北陸といった雪の多いエリアでは、電気代が高くなりやすいことが以下の表からわかります。

なお、燃料費の高騰などにより、電気代の値上がりは今後も続く可能性が高いでしょう。
エリア平均月額
全国¥6,726
北海道・東北地方¥8,103
関東地方¥6,635
北陸・東海地方¥7,252
近畿地方¥6,052
中国・四国地方¥7,394
九州・沖縄地方¥5,513

まとめ

今回は、一人暮らしの人がLooopでんきに切り替えると安くなるのかを、Looopでんきのプラン・料金システムの概要などとともに解説しました。

一人暮らし世帯は二人暮らしやファミリー世帯と比べて電気の使用量が少なめのため、電気料金に占める基本料金の割合が多くなる傾向です。Looopでんきは基本料金が無料になるため、そのぶんお得になります。

またほぼすべてのエリアの地域電力会社よりも電気料金が安くなる実績もあるので、乗り換えても損はないといえるでしょう。

ちなみに二人以上世帯だとしてもLooopでんきのほうが安くなるため、電気の使用量が多い一人暮らしの場合でも、地域電力会社と比較してお得だといえそうです。

一人暮らしの人はLooopでんきにすると、今の電気料金よりも安くなる可能性があります。電気料金が高いと感じている人や、安い電力会社に乗り換えを検討している人は、Looopでんきを選択肢に入れてみるのもおすすめです。

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