東京電力を解約したい!解約方法・手数料・注意点まとめ

東京電力を解約
電気代の見直しや引っ越しをきっかけに、東京電力エナジーパートナー(TEPCO)の解約を考えている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、東京電力の解約方法について分かりやすく解説していきます。

解約する際にかかる手数料や違約金、解約した月の電気代の請求や支払いなどについても詳しくまとめました。

東京電力の解約に関する全情報をまとめたので、ぜひ最後まで読んでみてください。

東京電力の解約方法

東京電力の解約方法は、下記の2つで違います。

1.引っ越しをする場合
2.他社に切り替える場合

それぞれ解説していきます。

1.引っ越しをする場合

引っ越しをするため東京電力を解約したい場合、ネットまたは電話から解約することができます。

解約にあたって必要となる情報はこちら。
●必要な情報
・現在の住所  ・契約者の名前 
・お客さま番号 ・使用停止日
・最後の電気代の支払い方法

お客さま番号は自分の検針票に書いてあるので確認してみてください。

ではネットでの解約方法と電話での解約方法を詳しく見ていきましょう。

ネット(WEB)で手続きをする

ネットで解約する場合、東京電力公式サイトの「お引っ越しのお手続き」から24時間いつでも簡単に解約の手続きができます。

手順をまとめました。

「お引っ越しのお手続き」をクリックして自分の住所を入力する
 ⇓

東京電力解約のページ

引用元:東京電力公式サイト
上記の画像のように赤丸をクリックする
(赤丸以外に「東京電力のガスを利用しているのか」や、「検針票のタイプ」などを選択する必要があるので、自分に当てはまるところをクリックしてください。)
 ⇓
必要事項を入力する
 ⇓
「申込む」ボタンを押して解約の申請完了

電気の停止当日でも対応してくれますが、場合によっては3営業日前までに手続きが必要になるので余裕をもって解約しましょう。

営業日は土日・祝日・年末年始を除いた月曜~金曜です。

電話をかける

必要な情報を用意して、下記の中の該当する電話番号に電話をすればOKです。

電話番号は現在東京電力のどの料金プランを利用しているのかによって違うので、新しいプランを利用している場合と従来のプランを利用している場合ごとに電話番号をまとめました。
  • 新しいプランを利用している場合の電話番号

    【該当プラン】
    スタンダード(S/L)・プレミアム(S/L)・夜トクプラン・スマートライフ(S/L)・とくとくガス・とくとくガス床暖・とくとくガスAP
    【受付時間】
    月曜~金曜 9時~20時
    土曜 9時~19時
    日曜と休祝日 9時~17時
    【電話番号】
    0120-995-113

  • 従来のプランを利用している場合の電話番号

    【該当プラン】
    従量電灯B/C・おとくなナイト8/10・電化上手など、上記で説明したプラン以外のプラン
    【受付期間】
    月曜~金曜 9時~20時
    土曜 9時~19時
    日曜と休祝日 9時~17時
    【電話番号】
    下の表にまとめました。

    エリア電話番号
    東京都の
    千代田区・中央区・新宿区
    豊島区・文京区・板橋区
    中野区・練馬区・杉並区
    北区・港区(台場を除く)
    0120-995-005
    東京都の
    江東区・墨田区・江戸川区
    足立区・渋谷区・世田谷区
    葛飾区・台東区・荒川区
    品川区・目黒区・大田区
    港区(台場)
    0120-995-001
    東京都の23区以外0120-995-661
    千葉県0120-99-5551
    埼玉県0120-995-441
    神奈川県0120-99-5771
    茨城県0120-995-331
    静岡県0120-995-901
    山梨県0120-995-881
    栃木県0120-995-111
    群馬県0120-99-5221
従来のプランは上の表のように関東エリアへのみ供給しています。

つまり関東エリア以外にお住まいで東京電力を利用している人は、必ず新しいプランを利用しているということです。

自分の契約している料金プランが分からないという人は、検針票または電気の使用状況などを見れるサービス「くらしTEPCO」で確認できます。

電話で解約する場合解約の当日でも対応してくれますが、月曜・休日明け・平日の9時~10時は電話が繋がりにくいことがあるので注意しましょう。

2.他社に切り替える場合

他の電力会社に切り替えるために東京電力を解約したいと考えている人は、切り替え先の電力会社に申し込むだけでOKです。

自分で東京電力に解約の連絡を入れなくても、新しい電力会社が解約の手続きを済ませてくれます。

東京電力の解約に手数料・違約金はかかる?

料金プランによっては、解約の際に手数料や違約金がかかる場合があります。

手数料・違約金がかかる場合

新しいプランは解約に手数料がかかる

東京電力の新しいプランを利用している場合は解約にあたって必ず540円の手数料がかかります。

新しいプラン
・スタンダードプラン  ・プレミアムプラン
・スマートライフプラン ・夜トクプラン
・動力プラン

・新しい料金プランでは、解約時に原則として解約手数料(540円)を申し受け引用元:東京電力公式サイト

プレミアムプランは解約に違約金がかかることも

プレミアムプランには契約期間があるので、途中で解約してしまうと違約金がかかります。

解約・違約金
【2年契約】
⇒2年の契約期間満了から2ヵ月前よりも前に解約した場合5,000円の期中解約金(違約金)が発生する
【1年契約】
⇒2年の契約期間満了から2ヵ月前よりも前に解約した場合3,000円の期中解約金(違約金)が発生する

2年契約で、契約期間満了日2か月前~契約満了日以外に解約した場合、5,000円(税込)の期中解約金が発生します。
(1年契約の場合は、期中解約金3,000円(税込)が発生します。)引用元:東京電力公式サイト

2年契約であれば1年と10ヵ月、1年契約であれば10ヵ月以上利用することで違約金がかからなくなるということなので、覚えておきましょう。

手数料・違約金がかからない場合

新しいプランではなく従来のプランを利用している場合は、手数料や違約金はかかりません。

心配な人は「くらしTEPCO」から自分の料金プランを確認しておきましょう。

東京電力を解約した月の請求と支払い

東京電力を解約した月の電気代の請求と支払いについてまとめました。

請求期間

電気代は本来、検針日を基準に1ヵ月ごとに請求されますが、解約した場合は解約日の前の検針日から解約日までの期間を日割りで請求されます。

前回の検針日から最終使用日までの使用分が、日割りで請求されます。引用元:東京電力公式サイト

東京電力の最後の電気代の請求期間

例えばこの画像の場合、検針日の前日9日までの電気代は普段通り1ヵ月分の電気代として請求されます。

そして、赤い矢印の10日~15日の電気代は日割りで請求されるという仕組みです。

支払いのタイミング

支払い方法や現在利用しているプランによって、解約した月の電気代を支払うタイミングが異なります。

口座振替またはクレジットカード払いの人は、最後の電気代の支払いが完了するまで登録してある口座やクレジットカードを解約しないようにしましょう。

※以下出てくる検針結果は、「くらしTEPCO」で見ることができます。

口座振替

  • 新しいプラン

    ⇒検針結果が確定してから、10~15日程度で口座から引き落とされる

  • 従来のプラン

    ⇒解約日から10~15日程度で口座から引き落とされる

クレジットカード払い

  • 新しいプラン

    ⇒検針結果が確定してから、10日を目途にクレジットカード会社へ請求される

  • 従来のプラン

    ⇒解約日から10日を目途にクレジットカード会社へ請求される

利用しているクレジットカードによって締日や引き落とし日が異なるので、請求されるタイミングと引き落とされるタイミングは違います。

振込

  • 新しいプラン

    ⇒検針結果が確定した日の翌日に、払込用紙が送付される

  • 従来のプラン

    ⇒解約日の翌日に払込用紙が送付される

東京電力を解約する際の注意点

東京電力で電気とガスをまとめている場合

東京電力には「とくとくガスプラン」という、電気とガスをまとめてセット割を受けられるプランがあります。

このプランで契約している場合は、電気のみを解約することはできません。

ガスのみの解約または電気とガス両方の解約であれば可能です。

仮にガスのみを解約して他のガス会社に切り替えた場合、電気はそのまま東京電力で使い続けることはできますがセット割はなくなります。

ガスの解約方法は、今の住所で解約したい場合なら新たなガス会社に申し込めばそのガス会社が解約の手続きを行ってくれます。

引っ越しをする場合は電気の場合と同じように、ネットもしくは電話で解約の手続きをすればOKです。

▼電話でのガスの解約
【電話番号】
0120-995-113
【受付時間】
月曜~金曜  9時~20時
土曜     9時~19時
日曜と休祝日 9時~17時

引っ越し先でも東京電力を利用したい場合は住所変更のみでOK

実は東京電力は関東だけでなく、沖縄を除いた全国で契約ができるようになっています。

つまり、引っ越し先が沖縄以外であれば新しい住所でも東京電力を契約し続けることができるのです。

引っ越し先でも引き続き東京電力を利用したい場合は東京電力を解約する必要はなく、住所変更をすればOK。

住所変更は、東京電力公式サイトの「お引っ越しのお手続き」または「引っ越し連絡帳」からできます。

引っ越し連絡帳を利用したい場合は会員登録をする必要がありますが、電気以外にもインターネットの解約日の管理や、子どもの転校に必要な手続きなどを案内してくれる優秀なサービスです。

初めて引っ越しをするという人は登録しておいてもいいかもしれませんね。

解約の際に立ち合いは不要

東京電力の解約の際は、基本的に立ち合いは不要となっています。

但し、オートロックの建物で住人以外が立ち入れない場合や、その場で清算したい場合は立ち合いが必要になる場合もあるので覚えておきましょう。

※下記の場合は、立会いが必要になることがあります。
・オートロックの建物など、当社のサービス員だけではご使用量の確認ができない場合
・現地で精算する場合
引用元:東京電力公式サイト

FAXでの解約はできない

以前は可能でしたが、2019年11月30日をもってFAXでの解約ができなくなりました。

ただし、耳や言葉が不自由な人専用FAXは引き続き利用できます。

▼耳や言葉が不自由な人専用のFAX番号
0120-993-011

東京電力を解約した後にすべきこと

次の電力会社に申し込む

電気は生きていく上で必ず使うものなので、東京電力を解約した後は次の電力会社と契約しなくてはいけません。

今の住所で新しい電力会社に申し込む、つまり東京電力から他社に乗り換える場合は希望の電力会社に申し込めばOK。多くの電力会社でWEB申し込みができるので、気に入った電力会社にそのままWEBから申し込みましょう。

申し込みには以下の情報が必要です。

・現在の住所  ・契約者の名前 
・お客さま番号 ・契約アンペア数
・支払い方法に関する情報

なお、まだ決めかねている、東電は解約したいけど次の会社が見つからないという方は『エネチェンジ』のシミュレーションがおすすめです。

エネチェンジは電気の使用量などを入力するだけで、自分にピッタリな電力会社の候補をいくつか挙げてくれる日本最大の電力比較サイトです。

そのまま申し込みもできる優れものです。
引っ越し先で東京電力以外の新たな電力会社に申し込みたい場合、希望の電力会社が引っ越し先での新規契約に対応しているかを知っておく必要があります。

電力会社によって、①引っ越し先で契約できるところと②地域の電力会社(東京電力や関西電力など)を1ヵ月間利用してからでないと契約できないところにわかれます。

また①引っ越し先で契約できる電力会社であっても、引っ越し当日から電気を利用したいなら最低でも引っ越し当日の1週間前には申し込まなければなりません。

ご自分が引っ越し先で契約したい電力会社のHPを見て、予め確認しておきましょう。

ちなみに、代表的な電力会社で引っ越し先での新規契約に対応しているところを挙げておきます。
●引っ越しと同時に利用できる電力会社
・Looopでんき  ・ENEOSでんき
・エルピオでんき ・東京ガスの電気

なお、引っ越し先での電力会社が決まっていない方は上でも紹介した『エネチェンジ』でシミュレーションするとお得な電力会社が見つかります。

エネチェンジの申し込みの画面に行けば、その電力会社が引っ越し先の契約に対応しているかも確認できるのでかなり便利ですよ。

まとめ

東京電力の解約の手続き方法は、それほど難しいものではありません。

解約の際は参考にしてみてください。

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