CDエナジーのポイントでんきってどのくらいポイントが貯まるの?電気代はお得?など疑問に思っていませんか。 CDエナジーのポイントでんきは、電気代の支払いで最大6%のdポイントまたは楽天ポイントが貯まる料金プラン。 普段からdポイントや楽天ポイントを利用している方には魅力的かもしれませんが、実は肝心の電気料金は安くならないため、電気代の節約もあわせて考えている人には不向きです。 この記事ではポイントでんきについて、具体的な数字を交えながらサービスや料金の仕組みを分かりやすく説明していきます。また、CDエナジーの他のプランとの比較も行っているので、「自分は本当にポイントでんきが向いているのか?」を確認することもできます。 ポイントでんきを検討している方はぜひ最後まで読んでみてください。
以下の記事ではCDエナジーダイレクトの評判・口コミをまとめています。料金プランやサービス内容の評価はこちらを参考にしてくださいね。
⇒『CDエナジーダイレクトの評判は?高いって本当?契約前に知るべき全情報』
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小売電気アドバイザー・デジタル庁公認デジタル推進委員。個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。「電気代節約の専門家インタビュー掲載」続きを表示 ▼
目次
CDエナジーポイントでんきとは
CDエナジー「ポイントでんき」とは、CDエナジーダイレクトがdポイントユーザーや楽天会員向けに始めた料金プラン。電気代の支払いで毎月ポイントを貯めることができます。
CDエナジーダイレクトは大阪ガスと中部電力が共同出資して設立した新電力です。関東地方で電気を提供しているだけでなく、首都圏ではガスとのセット販売も行っています。
ポイントでんきとCDエナジーのガスをセットで契約した方にはセット割も用意されており、電気・ガスの合計料金から0.5%割引が適用となります。
dポイントや楽天ポイントが貯まる
ポイントでんきでは、毎月の電気代の支払いで最大6%のdポイントまたは楽天ポイントをもらえます。 もらえるポイントの還元率は電気代に応じて以下のように決められています。
電気代 | 還元率 |
---|---|
5,000円未満 | 1% |
5,000円~ 7,000円未満 | 2% |
7,000円~ 11,000円未満 | 3% |
11,000円~ 13,000円未満 | 4% |
13,000円~ 15,000円未満 | 5% |
15,000円~ | 6% |
電気代が高いほど、多くのポイント還元を受けられます。例えば月の電気代が6,000円の方は180ポイント、18,000円の方は1,080ポイントがもらえることになります。 もらえるポイントは期間限定などではなく通常ポイントとなるので、失効などを気にする必要もありません。 さらに電気代の支払い方法をdカードまたは楽天カードに指定することで、還元率が1%アップします。クレジットカード払いで問題がない方は積極的に活用しましょう。 ポイントは1ヵ月の電気代の請求額が確定してから約2週間後に付与されます。ポイントはdポイントなら「dポイントクラブのWEBサイト」、楽天ポイントなら「楽天PointClubWebサイト」から確認できます。 なお、dポイントクラブやdアカウント、楽天会員など対象サービスから退会するとそれ以降はポイントは貯まらなくなります。また、もらえるポイントは電気代に充てることはできないので注意してください。
CDエナジーポイントでんきの料金
CDエナジー「ポイントでんき」の料金について見ていきます。
基本料金・電力量料金の単価は変わらない
初めに東京電力からポイントでんきに乗り換えた場合を検討します。 東京電力では一般的に、旧来からの「従量電灯B」または2016年以降の新プラン「スタンダードS」のいずれかを契約している方が多いです。 ポイントでんきは、東京電力「従量電灯B」「スタンダードS」と全く同じ料金設定になっています。 ポイントでんきと、東京電力の料金表を並べます。全体を見比べて、全ての数字が同じであることを確認してみてください。
ポイントでんき | 東京電力 | ||
---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 286円 | 286円 |
15A | 429円 | 429円 | |
20A | 572円 | 572円 | |
30A | 858円 | 858円 | |
40A | 1,144円 | 1,144円 | |
50A | 1,430円 | 1,430円 | |
60A | 1,716円 | 1,716円 | |
料金単価 | ~120kWh | 19.88円 | 19.88円 |
121kWh~ 300kWh | 26.48円 | 26.48円 | |
301kWh~ | 30.57円 | 30.57円 |
新電力の中には電気使用量によっては電気代が高くなるところもありますが、ポイントでんきではそういった心配は不要です。しかし電気代が安くなることもないので、電気代の節約もあわせて考えている方にとっては不向きと言えます。
CDエナジーの他のプランと比較
CDエナジーにはポイントでんきの他にも、電気使用量に合わせて3つのプランが用意されています。使用量が少ない方から順に「シングルでんき」「ベーシックでんき」「ファミリーでんき」から選べます。 CDエナジーのポイントでんきの料金を、CDエナジーの3つのプランと比較してみます。
使用量 | ポイントでんき | シングルでんき | ベーシックでんき | ファミリーでんき |
---|---|---|---|---|
120kwh (少なめ) | 3,530円 ※35P還元 | 3,430円 | 3,444円 | 8,120円 |
350kwh (ふつう) | 9,824円 ※294P還元 | 9,724円 | 9,347円 | 9,393円 |
450kwh (やや多め) | 12,881円 ※515P還元 | 12,781円 | 11,985円 | 11,940円 |
700kwh (かなり多め) | 20,524円 ※1,231P還元 | 20,424円 | 18,580円 | 18,308円 |
※燃料費調整額、原料費調整額を除く。
ポイントでんきでもらえるポイントを考慮しても、ポイントでんきが最も高いです。 電気料金の安さで選ぶなら、電気使用量が少ない方は「シングルでんき」、月10,000円弱の方は「ベーシックでんき」、それ以上の方では「ファミリーでんき」を選んだ方がお得です。 ちなみに3つのプランではCDエナジーの独自ポイント「カテエネポイント」が電気代の1%分貯まります。カテエネポイントはdポイントになら交換できるので、dポイントも貯めたいけど電気代も節約したいという方はこれら3つのプランを選ぶことをおすすめします。
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※2022年以降、電力不足により多くの新電力が申込の停止や事業撤退が行われていますが、CDエナジー大阪ガス・中部電力の合弁会社であり、絶対的な供給安定性が魅力です。今後も安心して契約することができます。
CDエナジーポイントでんき利用の流れ
CDエナジーポイントでんきを申し込む
ポイントでんきへはWEBサイトまたは電話にて申し込むことができます。 また申し込みにあたって電気の検針票が必要になるので手元に準備しておきましょう。 WEBサイトでの申し込みの場合、電気の検針票にある情報を入力するか、写真を撮ってアップロードして申し込むことが可能です。 電話での申し込みの場合、以下の電話番号へ連絡をしてオペレーターの人にポイントでんきを申し込みたいことと必要情報を伝えれば申し込むことができます。
・電話番号:0120-811-792 ・受付時間:(平日)9時~19時(土日祝年始)9時~17時
WEBまたは電話申し込み後、CDエナジーから申し込み用紙が郵送で送られてきます。契約者情報や支払い方法などを記入し返送することで利用申し込みが完了となります。
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dポイントクラブ/楽天会員に登録する
ポイントでんきでポイントを貯めるには、dポイントや楽天のアカウントが必要になるので用意しておきましょう。 まだ会員になっていない場合、dポイントを貯めたい人はdポイントクラブに、楽天ポイントを貯めたい人は楽天会員に事前登録しておくとスムーズです。
カテエネにアカウント情報を登録する
ポイントでんきの供給開始後、dポイントクラブや楽天会員の情報をCDエナジーのマイページ「カテエネ」に登録できるようになります。会員情報をカテエネと連携させましょう。
一度登録が完了すればそのあとは何もしなくても自動的にポイントが貯まっていきます。
なお、カテエネへの登録を忘れてしまうとポイントは貯まらないので、電気の供給が開始すればすぐにカテエネに情報を登録してください。
まとめ
CDエナジーポイントでんきについてまとめてきました。 dポイントや楽天ポイントを貯めたい方にはおすすめですが、電気代は東京電力より安くなることはないので節約も考えている人には向きません。 単純に電気代を安くしたいと考えている方はCDエナジーの他のプランを選んだ方が良いでしょう。 自分がポイントと電気代のどちらを重視するかを考えて契約するようにしましょう。