電気ガスまとめるならどこが安い?おすすめプラン比較とメリット・デメリットを解説

電気とガスをまとめる
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「電気とガスをまとめるとどこが安い?」
「電気とガスをまとめるのにおすすめのセットプランはどれ?」

電気とガスをセットにすることを検討している方にとって、まとめるとどこが安いのか気になるところですよね。

電気ガスともに自由化されたことで、各社電気ガスセットプランを提供しています。電気ガスセットプランは支払いが楽になるだけでなく、セット割引の適用と各種ポイント還元も魅力です。

この記事では、関東(東京)・関西・中部・北海道など各地域におすすめの電気ガスセットプランの紹介と、一人暮らしやファミリーごとの料金を比較していきます。

また、電気とガスをまとめることのメリット・デメリットも解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
以下の記事では全国のおすすめ新電力会社を比較しランキング形式で紹介しています。あわせて参考にしてください。
⇒『電力会社おすすめランキングTOP5!比較で分かる世帯・地域別のおすすめ新電力

電気とガスをまとめるとセット割が適用される

電気は2016年4月、都市ガスは2017年4月にそれぞれ自由化され、私たちは好きな会社から電気ガスを買えるようになりました。

大手都市ガス会社が電気のサービスを始めたり、大手電力会社がガスのサービスを始めたことで電気とガスの「セット契約」というスタイルが始まりました。新たに参入した企業もそれに倣い電気とガスの両方を始めたところも多く、特に大都市圏でセット契約は急速に普及しています。

電気とガスをまとめる大きなメリットは、電気代・ガス代の「セット割」を受けられたり、支払いや管理を一本化できるということ。

また、電気やガスの会社を変えたいけど選ぶのが面倒という人には、現在使っている電気またはガス会社にもう一方をまとめればいいので選びやすくなるという利点もあります。

【関東エリア】
東京ガスに「電気」も「ガス」もまとめよう!

東京ガスロゴ

東京ガスは電力の提供も行っています。

東京ガスに電気もガスもまとめておトク!切り替えに際して工事は原則不要、初期費用・解約金も0円で気軽に契約できます。

さらに今なら新規お申込みで電気代の基本料金1か月無料!

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東京ガス公式サイト

※東京ガスのガスと電気(基本プラン・ずっとも電気3) のご使用場所およびご契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算してお支払いいただける方が対象です。

※お申込み以外の切り替え手続きは原則不要。
※お客さまの電気メーター設置状況や現電力会社との契約状況により、別途費用の発生や現電力会社へのご連絡をお願いすることがあります。

【関西エリア】
大阪ガスに「電気」と「ガス」をまとめてお得!

大阪ガス

大阪ガスに電気もまとめて節約&便利!基本料金0円プランやAmazonプライム付きプランも用意。

切り替えに際して工事は不要、初期費用・解約金も0円で気軽に契約できます。

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大阪ガス公式サイト(現住所で乗り換えの方)

電気とガスまとめるならどこが安い?【セット比較】

それでは、電気とガスをまとめたい!という方に向けて、電気とガスをまとめるとどこが安いのか比較していきます。

以下では、各エリアごとに一人暮らし・二人暮らし・ファミリーそれぞれの料金をシミュレーションし、おすすめな電気ガスセットプランを紹介していきます。
見たいところへジャンプ!

【関東エリア】電気ガスセットの安いプランを比較

関東エリアでは、新電力会社のほか供給安定性抜群の大手の電気ガスセットがおすすめです。
電力会社一人暮らし二人暮らしファミリー電気ガスセットプラン詳しく見る電気ガスセット
供給エリア

東京ガスロゴ東京ガス
8,988円14,337円19,064円基本プラン
+ずっともガス
▶公式サイト東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・静岡県(富士川以東)

LooopでんきロゴLooopでんき
6,959円11,808円15,367円Looopでんき+ガス▶公式サイト東京ガスの東京地区

CDエナジーロゴCDエナジー
8,752円15,191円19,789円ベーシックでんき
+ベーシックガス
▶公式サイト東京ガスの供給エリア(東京地区等)
・一人暮らし=30A/167kWh、二人暮らし=40A/296kWh、ファミリー世帯=40A/395kWhの場合。・2024年11月時点の価格。消費税相当額を含む。
・Looopでんきの料金は電気料金比較表(東京電力エリア)の平均値で算出。
※上記のシミュレーションは燃料費調整額・再エネ賦課金・容量拠出金反映額を除いています。燃料費調整額が高騰している間は、新電力各社が割高になる可能性があります。現時点での燃料費調整額は各社公式サイトで確認してください。
※出典:HTBエナジー電気ガス料金表東京ガス電気ガス料金表CDエナジー電気ガス料金表auでんき電気ガス料金表

東京ガス|電気使用量が少なめ~ふつうの人におすすめ

CDエナジーロゴ
出典:東京ガス公式サイト

東京ガスの電気はその高い信頼性と実績で、新電力シェア全国No.1(※1)を誇ります。
東京電力よりも電気料金が安い
東京ガスは同じエリアで有名な東京電力よりも電気料金が安いのが特徴です。従量料金が安いので、使えば使うほど東京電力よりも安くなります。東京電力との比較については、の記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
電気とガスをまとめると電気料金が割引

出典:東京ガス公式サイト

東京ガスで電気とガスをまとめると、電気のプランに応じてセット割が適用されます。「基本プラン」では0.5%の割引、「ずっとも電気3」だと275円割引されます。

一人暮らしから家族世帯まで幅広い方がお得にでき、他社ではほとんど安くならないところが多い中、東京ガスならしっかりと節約を実感できるのが魅力です。

セット契約の会社で迷ったら、実績と安さ・サービスの良さまで全てを網羅した「東京ガス」を選んで間違いなしといえるでしょう。さらに、今なら電気とガスをセットで契約すると、電気の基本料金が1か月無料になるキャンペーンを実施中ですのでお見逃しなく!
※1 資源エネルギー庁電力調査統計「電力需要実績」(2023年11月時点)における、みなし小売電気事業者以外の事業者(新電力)での低圧電力の需要実績値。
※2 東京ガスのガスと電気(基本プラン・ずっとも電気3) のご使用場所およびご契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算してお支払いいただける方が対象です。

Looopでんき|電気を使う時間帯を調整できる人におすすめ

Looopでんき
出典:Looopでんき公式サイト

Looopでんきは東京ガスの供給エリアで都市ガスも提供しており、「Looopでんき+ガス」としてセットで契約することができます。
電気料金が東京電力より安い
Looopの最大の特徴は、電気の基本料金が0円・30分ごとに単価が変わる料金プランを採用していること。こうしたプランは「市場連動型」と呼ばれ、電気代が不安定・高くなるなどと言われることが多かったですが、Looopでんきが公開している実績データを見ると地域の電力会社より大幅に安いことが分かります。

Looopでんきが公開している実績データ

さらに、Looopでんきの電気料金は深夜~早朝にかけて特に安くなる傾向にあります。そのため、1日の中で家電を使うタイミングを意図的にズラせる家庭は、上記のデータ以上の節約も可能です。
ガス料金も毎月20㎥以上使うなら東京ガスより安い

ガス料金プラン

出典:Looopでんき公式サイト
Looopでんき+ガスのガス料金は基本料金1,000円で、1㎥あたりの従量料金はどれだけ使っても128円に固定されています。

一方で、東京エリアで有名な東京ガスの料金は基本料金759円~12,452円で、1㎥あたりの従量料金は108.46円~145.31円です。つまり、20㎥以上ガスを使う一般的な家庭であれば、Looopでんきのほうがガス代も安いということになります。

賢く電気ガス代を節約したい、という方はぜひLooopでんきに電気とガスをまとめてみてください。

▼基本料金0円!電気代は使った分だけ!▼Looopでんきを申し込む

CDエナジー|電気もガスも安くしたい人におすすめ

出典:CDエナジー公式サイト

CDエナジーは中部電力と大阪ガスが共同で設立し、東京エリアを主な供給エリアとする新電力会社です。企業としての実績や供給安定性が高いといえるでしょう。

CDエナジーは生活スタイルに合った電気プランを選べるのが特徴で、「シングルでんき」「ベーシックでんき」「ファミリーでんき」から選べます。おすすめは従量料金が安い「ベーシックでんき」です。
電気とガスをまとめると両方安くなる

CDエナジーガスセット

出典:CDエナジー公式サイト

CDエナジーで電気とガスをまとめることで電気とガス料金それぞれが0.5%割引になります。電気もガスも両方割引になる電力会社は少なく、CDエナジーは優良な電力会社だといえるでしょう。

東京エリアでは東電の電気と東京ガスのガスを別々に契約するよりも、CDエナジーでまとめるほうが安くなる可能性が高いです。料金の支払いも一本化されるので楽になりますよ。
ポイントがザクザク貯まる

CDエナジーは電気料金100円ごとに「カテエネポイント」が貯まるのも特徴です。貯まったポイントは光熱費の支払いに使えるうえ、dポイントなど他のポイントにも交換できます。

CDエナジーのポイントサービスをうまく活用すれば年間5,000円以上のポイントが貯められますよ。

▼支払いに使えるポイントがザクザク貯まる!▼CDエナジー公式サイト

【関西エリア】電気ガスセットの安いプランを比較

関西エリアでは、「大阪ガス」と「HTBエナジー」の電気ガスセットがおすすめです。
電力会社一人暮らし二人暮らしファミリー電気ガスセットプラン詳しく見る電気ガスセット
供給エリア

大阪ガスロゴ大阪ガスのでんき
7,012円11,905円15,610円ベースプランA-G
+まとめトク料金
▶公式サイト大阪府・京都府・滋賀県・兵庫県・奈良県・和歌山県・三重県の一部エリア

HTBエナジーロゴHTBエナジー
8,316円13,843円17,778円ベーシックプラン 関西
+まじめなガス 関西プラン
▶公式サイト大阪ガスの供給エリア
・一人暮らし=30A/167kWh、二人暮らし=40A/296kWh、ファミリー世帯=40A/395kWhの場合。・2024年11月時点の価格。消費税相当額を含む。
※上記のシミュレーションは燃料費調整額・再エネ賦課金・容量拠出金反映額を除いています。燃料費調整額が高騰している間は、新電力各社が割高になる可能性があります。現時点での燃料費調整額は各社公式サイトで確認してください。
※出典:大阪ガス電気ガス料金表HTBエナジー電気ガス料金表

関西エリアの新電力なら大阪ガスがおすすめ

大阪ガスロゴ
出典:大阪ガス公式サイト

関西エリアで電気とガスをまとめるなら、大阪ガスも有力候補です。

大阪ガスの強みは企業としての絶対的な安定性があり、契約件数は150万件を超え、関西エリアの新電力で契約件数No.1の実績を誇ります。
大阪ガスの電気ガスセットは特典が豊富
大阪ガス
大阪ガスにはさまざまなプランがありますが、電気とガスをまとめるなら「ベースプランA-G」または「新生活応援プラン」がおすすめです。

ベースプランは大阪ガスに電気とガスをまとめることで、ガス料金が単体の契約よりも3%安くなり、電気料金は関西電力の従量電灯Aよりも安くなると謳っています。

大阪ガス ベースプラン
出典:大阪ガス公式サイト
※電気モデルケース: 関西電力「従量電灯A」:370kWh/月 大阪ガス「ベースプランA-G」:370kWh/月 適用単価:2024年4月時点の単価です。
消費税等相当額を含みます。燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まない金額の比較です。

新生活応援プランは引っ越し先で大阪ガスの電気とガスをセットで契約できるプランです。電気の基本料金がずっと無料になる割引、ネットフリックスなどを3か月無料で見れる特典、4,000円分の宅配食プレゼント特典ががついてくる太っ腹なキャンペーンを実施中です。

昨今の電力不足を受け、新電力を中心に電気代の高騰や料金プランの停止などが相次ぐ中、大阪ガスでは新電力最大級の国内自社電源を持ち、圧倒的な安定供給を実現しています。

大阪ガスは契約手数料や解約金も一切かからないのも嬉しいポイント。関西エリアでお得になる電力会社を探している方は、ぜひ大阪ガスを試してみてはいかがでしょうか。

※1 2023年11月5日時点
※2 HDI格付けベンチマークレポート2023年1-2月調査/3月発表 対象:電力・ガス小売業界

【中部エリア】電気ガスセットの安いプランを比較

中部(愛知・名古屋)エリアでは、「東邦ガス」「TOKAIでんき」「HTBエナジー」の電気ガスセットがおすすめです。
電力会社一人暮らし二人暮らしファミリー電気ガスセットプラン詳しく見る電気ガスセット
供給エリア

東邦ガスロゴ東邦ガス
8,322円14,051円18,017円ファミリープラン
+がすてきトクトク料金
▶公式サイト中部電力の供給エリア

TOKAIでんきロゴTOKAIでんき
8,658円14,525円18,581円TOKAIでんきS
+TOKAI都市ガス
▶公式サイト東邦ガスの愛知県・岐阜県・三重県供給エリア

HTBエナジーロゴHTBエナジー
8,694円14,508円18,594円ベーシックプラン 中部
+まじめなガス 中部プラン
▶公式サイト東邦ガスの供給エリア
・一人暮らし=30A/167kWh、二人暮らし=40A/296kWh、ファミリー世帯=40A/395kWhの場合。・2024年11月時点の価格。消費税相当額を含む。
※上記のシミュレーションは燃料費調整額・再エネ賦課金・容量拠出金反映額を除いています。燃料費調整額が高騰している間は、新電力各社が割高になる可能性があります。現時点での燃料費調整額は各社公式サイトで確認してください。
※出典:東邦ガス電気ガス料金表TOKAI都市ガス電気ガス料金表

中部エリアは東邦ガスがおすすめ

東邦ガス
出典:東邦ガス公式サイト

※下記ではアフィリエイト広告を利用しています

東邦ガスは、2024年現在下記のキャンペーンを実施しており、この割引を適用すると中部電力やTOKAI都市ガス&でんきよりもお得になります。

  • 電気の基本料金が6か月間半額キャンペーン
  • 豪華賞品が用意!毎月開催する抽選くじ
  • Club TOHOGAS新規登録でがすてきポイント100ptプレゼント
東邦ガスで現在実施しているキャンペーンの目玉は、6ヵ月間の基本料金が半額になるキャンペーンです。

契約プランによっては4,000円以上お得になる、超太っ腹なキャンペーンだといえるでしょう。もともと安い東邦ガスの電気ですが、このキャンペーンを適用することで大幅な節約が可能です。

キャンペーン終了は5月31日までとされていますが、注意書きには「予告なく終了する場合がある」と書かれているため早めの申し込みが吉です。ぜひこの機会に検討してみてくださいね。
\今なら基本料金が6ヵ月間半額!/
【公式】東邦ガスの電気を申し込む

【北海道エリア】電気ガスセットの安いプランを比較

北海道エリアでは、「エネワンでんき」と「auでんき」の電気ガスセットがおすすめです。
電力会社電気ガスセットプランプラン内容詳しく見る
エネワンでんき ロゴエネワンでんきガスワンスイッチ電気+ガス・灯油の組み合わせに応じて割引が適用▶公式サイト
auでんき ロゴauでんきほくでんガス for au毎月ガス料金の5%をPontaポイントで還元▶公式サイト

北海道エリアはエネワンでんきがおすすめ

エネワンでんき

北海道でおすすめなのは「エネワンでんき」です。

エネワンでんきは、LPガスを提供するサイサンのグループ会社であり、北海道に本社を置く「株式会社いちたかガスワン」が運営している新電力です。

いちたかガスワン社のガスか灯油を利用しているなら「エネワンゴールド」、ガスと灯油両方利用しているなら「エネワンプラチナ」というセットプランがあるのが最大の魅力です。

特に寒さが厳しい時期は、灯油ストーブで暖をとるご家庭も多いのではないでしょうか。そうするともちろん灯油費もかかって毎月の出費もかさみます。

こうした場合、「エネワンプラチナ」プランにすると、一般的な4人家族であれば電気・ガス、さらに灯油も合わせて安くなり、年間17000円以上節約が可能です。

エネワンでんきはテレビ塔や時計台、旭山動物園にも使用されていることから、主要な観光地で使用される電力会社であるのも安心できるポイントですよね。

北海道エリアで電気とガスのセット割がある新電力を選ぶなら、地域に根強い信頼と実績のあるエネワンでんきを選んで間違いなしです。
\新規申し込みで8,000円!/ 【公式】エネワンでんきを申し込む
auでんき・ガスもおすすめ
auでんき ※ 燃料費調整額、電源調達等調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、消費相当額を除いた金額が対象です。
出典:auでんき

auエネルギー&ライフが提供する「auでんき」。全国で電気を提供していますが、関東関西中部北海道の4エリアでは都市ガスも提供しておりセットにすることができます。

auでんきは地域の電力会社と同等の基本料金・電力量料金で、Pontaポイントが貯まります。そこへガスもセットにすることでさらにポイントが上乗せ、かつ地域の都市ガス会社よりガス料金もお得に利用することが可能です。

auの電気、ガスで貯まるポイントは使用量やエリアによって異なります。
契約種別関東関西中部北海道
auでんきで貯まるポイント電気代が8,000円未満毎月の電気代の0.5%
電気代が8,000円以上毎月の電気代の1%
au都市ガスで貯まるポイント毎月102ポイント付与電気代のポイント還元率0.5%UP毎月のガス代の2%毎月のガス代の3%
なお、厳密にはauのガスはそれぞれ「東電ガス for au」「関電ガス for au」「中電ガス for au」「ほくでんガス for au」として、各電力会社の販売するガスをauでんきユーザー向けにアレンジしたものとなっていますが、auの都市ガスという認識でOKです。

\4月1日より東北・四国電力エリア新規受付再開!/

電気とガスをまとめるメリット

電気とガスをまとめて契約することには、複数のメリットがあります。以下では、主な3つのメリットについて解説します。

電気・ガスセット割引が適用される

電気とガスをまとめて契約する最大のメリットは、セット割引の適用です。多くの電力会社では、電気とガスの両方を契約すると電気ガスセット割が適用されます。

例えば、東京ガスの「ずっとも電気3」プランでは、「ガス・電気セット割(定額A)」として、毎月の電気料金の基本料金から275円(税込)が割引されます。

各電力会社のセット割引サービスは、割引方法や条件が異なります。以下に、いくつかの会社のセット割引を比較した表を作成してみました。

会社名プラン名割引内容
東京ガスずっとも電気3電気基本料金から275円(税込)割引
関西電力なっトクでんき電気料金の3%割引
中部電力とくとくプランガス料金の2%割引
大阪ガスウィズでんき電気料金の1%割引+ポイント還元

自身の使用状況に最適なプランを選択することで、年間で数千円から数万円の節約が可能となる場合があります。

電気とガスの支払いをまとめられる

電気とガスをまとめて契約することの2つ目のメリットは、支払いをまとめられることです。家計の管理が楽になりますよ。

具体的には以下のような利点があります:

  • 毎月の請求書が1枚になり、支払い忘れのリスクが低減
  • 口座振替や支払い方法の変更手続きが1回で完了
  • 使用量や料金の確認が一度で完了し、家計の把握が容易に
  • カスタマーサポートの窓口が一本化され、問い合わせが簡単に

電力会社によってはポイントが貯まる

3つ目のメリットは、ポイント還元サービスです。一部の電力会社では、電気やガスの使用量に応じてポイントが蓄積されるサービスを提供しています。

ポイント還元サービスには、以下のような特徴があります。

  • 毎月の利用金額に応じて独自のポイントが蓄積
  • dポイントなど、汎用性の高いポイントが付与
  • 蓄積したポイントを電気・ガス料金の支払いに充当可能
  • ポイントを商品券や他のサービスに交換可能

電気とガスをまとめることで、両方のサービスの利用でポイントが蓄積されるため、還元率が向上します。

ただし、ポイントサービスの内容は電力会社によって大きく異なります。中には、ポイント還元を行っていない会社もあるため、契約前に詳細を確認することが重要です。

電気とガスをまとめて契約することで、電気ガスセット割の適用、家計管理の簡略化、ポイント還元を得られる可能性が高いと言えます。ぜひこの記事を参考にまとめてみてはいかがでしょうか。

電気とガスをまとめるデメリット|まとめないほうがお得?

セット割が適用されたり、請求を一本化できる電気とガスのセット契約ですが、デメリットもあります。その理由を3つ解説していきます。

セット契約が最安ではない

電気とガスをまとめることで確かに割引が適用されますが、必ずしもセット契約が最安というわけではないのです。

1円単位で切り詰めて安くするならば、電気代の安い会社とガス代の安い会社を別々に契約するほうが節約になることもあります。

しかし、その手間をかけるよりもまとめることの便利さやポイント還元などを受けたいならば、電気ガスセット割のプラン同士を比較し、安いところで契約するのが重要です。

選べる料金プランが限られる

セット割を用意している電力会社・ガス会社の場合、選べる料金プランが限られる傾向にあります。

そのため、特に電気使用量が少なめの方は相応しいプランを選べず、ほとんど安くできない場合があります。

セット割がない場合もある

また、まとめて契約してもセット割が十分でない場合もあります。

例えば中部電力のセット契約では、ガス代はセット割が適用されますが、電気代には適用されません。ENEOSでんきでは電気とガスをセットにできますが、どちらにもセット割は用意されていません。

このように、セット契約を選んだからと言って必ずしもセット割があるわけではないのも、まとめて契約して安くならない理由の一つです。

ガス料金はあまり安くならない

電気とガスをまとめることでガス料金が割引になる場合が多いですが、そもそもガスの使用量は電気に比べて少ないのが一般的です。

例えば一般家庭の平均的な電気・ガス使用量で、ともに5%割引になった場合の節約額を比べてみましょう。
 元の料金5%OFFの料金節約額
電気代
(400kwh使用)
11,353円10,785円-568円
ガス代
(32m³使用)
5,230円4,968円-262円
同じ割引額でも、そもそもの料金が異なるため割引額も電気代の半分以下になります。

さらに、ガス料金の割引率は電気のように高くないことが一般的で、良くても3%OFF程度です。つまり現実的にはガス代の節約額はさらに小さくなるということです。

セットで契約してガス料金をわずかに安くするより、安い電気料金プランを優先して契約した方がメリットが大きくなるのです。
安いガス会社を早く知りたい方は「安いガス会社と契約する」までへジャンプ!

解約時に余計な費用が発生してしまうと、場合によってはセット割でお得にできた額が帳消しとなってしまうことになります。 セット契約には「契約の繋ぎ止め」という意図があることも理解しておくようにしましょう。

上記のデメリットを考慮した上で電気とガスをまとめたい方は、お得に電気ガスをまとめられる会社を紹介している「それでも電気とガスをまとめるならどっち?」までジャンプ!

電気・ガス代を安くする方法

実は、光熱費の節約を考えた時に、電気・ガスをまとめるよりもおすすめな方法は、安い新電力と安いガス会社をそれぞれ別で契約することです。特に光熱費に占める割合が大きい電気を優先的に選ぶことがポイントになります。

電気とガスを契約してでも節約したい人はこの先を参考に安い電力会社を選んでみましょう。

安い新電力と契約する

まずは、料金が安い新電力を探して契約しましょう。

安い新電力と契約するには、割引やキャンペーンではなく料金単価自体が安いところを探すことが重要です。

電気の使用量やエリアによってどの新電力が良いかも変わるので、ここでは4つのおすすめの安い新電力を紹介します。

一人暮らしはCDエナジーの「シングルでんき」が安い

CDエナジーイメージ
引用:CDエナジー公式サイト
CDエナジーのおすすめポイント
  • 一人暮らし用のプランがお得
  • 大手の共同出資会社だから安心
東京電力エリアにお住まいの一人暮らしの方におすすめなのが、CDエナジーです。

CDエナジーには一人暮らし向けの「シングルでんき」というプランがあり、毎月の電気料金から100円引きされます。※電気の使用量が0kWhだった場合は、100円割引は対象外となります

100円と聞くと少なく感じるかもしれませんが、そもそも使用量の少ない一人暮らしの方は、電力会社を変えても数円~数十円しか安くならないことがほとんどです。

そのため、毎月100円引きがされるのはかなりお得と言えます。

また、CDエナジーは中部電力と大阪ガスがタッグを組んで設立した会社のため、経営や電力供給も安心ができますよ。

東京エリア以外ならHTBエナジーの「ベーシックプラン」がおすすめ

HTBエナジー|優待サービス
引用:HTBエナジー公式サイト
HTBエナジーのおすすめポイント
  • 電気料金が最大5%安くなる
  • 万が一の際のサポートが無料
東京電力エリア以外にお住まいの一人暮らしにおすすめなのが、HTBエナジーの「ベーシックプラン」。

地域によっては、毎月の電気料金を最大5%安くすることができます
基本料金とサポート無料は「ベーシックプラン」専用の特典なのでお申込みの際はお間違いのないよう気をつけてくださいね。

※地域によっては地域電力の方が安い場合があります。公式サイトで料金を確認してから申し込むのが良いでしょう。

ファミリーならJapan電力が圧倒的に安い

Japan電力トップページ
引用:Japan電力公式サイト
Japan電力のおすすめポイント
  • 電気代全国最安クラスを実現
  • 基本料金が0円で電気を使う家庭ほどお得
  • 初期費用・解約費用も無料
電気を多く使用する家庭におすすめなのは、沖縄を除く全国に対応しているJapan電力。

契約アンペア数に限らず基本料金が0円のため、アンペア数が高い家はそれだけで毎月1,000~2,000円ほどの節約になります。

また、Japan電力は電気使用量が多いほど電気の単価が安くなる仕組みのため、使えば使うほど安さを実感できますよ。


大手電力会社より最大28%安いしろくま電力

しろくま電力トップページ
引用:しろくま電力公式サイト
Japan電力のおすすめポイント
  • 大手電力会社より最大28%安くなる
  • CO2排出ゼロのエコな電気が使える
  • 初期費用・解約費用も無料
しろくま電力は、地域の電力会社より最大28%安くなることが魅力の格安新電力。地域や世帯人数によって差がありますが、特に北海道、北陸、中国、四国のファミリー世帯で大幅に安くなる傾向にあります。

初期費用や解約金は0円なので、ぜひ気軽に申し込んでみるのがおすすめです。

安いガス会社と契約する

東京などの大都市を除いたエリアでは基本的に大手電力会社しかガスを提供していません。

そのため、大手電力会社でガスだけ契約するといくらかガス代を安くできます
関西エリア⇒関西電力のガス
中部エリア⇒中部電力のガス

東京では東京電力の他にも、ガス会社が都市ガスも販売していたりするため、おすすめを紹介します。

東京ガスエリアなら「レモンガス」一択

レモンガスイメージ

引用:レモンガス公式サイト
レモンガスのおすすめポイント

  • 関東エリアで最安値のガス会社
  • 東京ガスより必ず5%安い
  • 1万円キャッシュバックキャンペーン中
東京ガスエリアにおすすめのガス会社はレモンガス。東京ガスより5%安い料金設定で、関東エリアで最安水準のガス会社と言えます。

また、現在申し込みでもらえる1万円のキャッシュバックキャンペーンを実施中のため、更にお得に申し込むことが可能。

ガス単体で安い会社を探している方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがだったでしょうか。電気とガスをまとめるとどこが安いのかわかったのではないでしょうか。

電気ガスセットプランは魅力的な割引やポイント還元があるので、しっかりと比較して選びましょう。また、厳密に光熱費を安くしたいのならば、電気の安い会社とガスの安い会社を別々に契約するとよいでしょう。

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