「東京電力と東京ガス、まとめるならどっちがお得?」
「東京電力と東京ガスの料金を比較したい」
東京で電気とガスをまとめたいと考えた時、真っ先に浮かんでくる東京電力と東京ガス。
いずれも「電気とガスをまとめてお得!」と謳っていますが、結局のところどっちがお得なのか気になりますよね?
結論から言うと、基本的には東京ガスでまとめるのがお得です。
この記事では東京電力と東京ガスの料金を電気だけ・ガスだけ・電気ガスセット割の3パターンで徹底比較しました。一人暮らしやファミリー世帯の実際の料金もシミュレーションしています。これから乗り換えを検討している方は、ぜひご覧ください。
なお、各世帯ごとの電気・ガス料金のシミュレーションは以下の数値で行っています。
電気 | ガス | ||
---|---|---|---|
世帯 | 契約アンペア数 | 電気使用量 | 都市ガス使用量 |
一人暮らし | 30A | 200kWh | 5㎥ |
二人暮らし | 40A | 280kWh | 15㎥ |
三人暮らし | 40A | 400kWh | 22㎥ |
四人暮らし | 40A | 450kWh | 30㎥ |
五人以上 | 50A | 500kWh | 40㎥ |
※東京電力と東京ガスは燃料費調整額および原料費調整額の算出方法が異なります。そのため、燃料価格によっては実際の請求額と結果が異なる場合があります。
以下の記事では東京ガスの電気の評判やメリット・デメリットに関して詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。
⇒『東京ガスの電気の評判は?まとめるメリットと知っておきたいデメリット』
⇒『東京ガスの電気の評判は?まとめるメリットと知っておきたいデメリット』
小売電気アドバイザー・デジタル庁公認デジタル推進委員。個人・法人向けに電力プランのコンサルティングを行う傍ら、電力小売りに関する複数のWEBメディアの記事監修を行う。各種プランに精通しており、シミュレーションシステムの構築・料金比較サイトの運営にも携わる。電力業界の専門家として各種メディアの取材歴多数。「電気代節約の専門家インタビュー掲載」続きを表示 ▼
目次
【結論】東京電力と東京ガスなら「東京ガス」にまとめるのがお得!
詳しい料金の内訳などは後ほど解説しますが、電気・ガス料金をセットでまとめるなら東京ガスのほうがさまざまな世帯でお得になります。ただし例外として電気はほとんど使わず、ガスを多く使うという家庭では、東京電力がお得になる場合もあります。
なぜ東京ガスのほうが安いの?
東京ガスのほうが安くなる理由は、東京電力よりも東京ガスのほうが電気料金が安いという特徴があるためです。基本的に、光熱費のなかで電気の方がガスよりも多く使うため、電気代が安くなる東京ガスを選んだ方が電気・ガスの合計料金が安くなる(※)ということです。
なお、2024年現在、多くの電気会社では値上げが続いており、東京電力や東京ガスも同じように値上がりしています。
しかし、値上げが行われた中でも東京ガスは良心的な価格帯を維持しており、料金変動が激しい料金形態でもないため安心して利用できるでしょう。
※東京ガスの料金プランには燃料費調整の上限を設けておりません。これにより、燃料費の高騰によって、上限を設けている他社の料金プランと比べ、高くなる場合があります。
東京電力と東京ガスの違いは?
名前が似ているため同じ会社と思っている方もいるかもしれませんが、東京電力と東京ガスは全く別の会社です。
会社名 | 東京電力 | 東京ガス |
---|---|---|
事業内容 | 電気の供給 2017年以降、都市ガスの供給も開始 | 都市ガスの供給 2016年以降、電気の供給も開始 |
営業エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、 栃木県、群馬県、茨城県、 山梨県、静岡県(富士川以東) | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、 栃木県、茨城県、群馬県 |
設立年月日 | 1951年5月1日 | 1885年10月1日 |
料金の特徴 | 主にガス代が安くなる | 主に電気代が安くなる |
公式サイト | 東京電力公式サイト | 東京ガスの電気公式サイト |
東京電力は関東地方一帯に電力を供給する電力会社です。2017年の都市ガス自由化によりガスも販売するようになりました。 一方で、東京ガスは東京23区を中心に首都圏で都市ガスを供給するガス会社です。2016年の電力自由化により電気を販売するようになりました。
料金面の特徴
料金面での違いとしては、ガス代は東京電力が安く、電気代は東京ガスが安いということです。まさに、会社の名前とは逆の料金が安くなっている状態といえます。
具体的には東京ガスは東京電力と比べて電気の1kWhあたり3円程度安くなります。一方の東京電力は東京ガスと比べてガス代が5%程度安くなります。
東京電力と東京ガスの電気ガスセット割を比較!まとめると安いのはどっち?
ここでは、東京電力と東京ガスの電気とガスをまとめてセット割を適用した料金を比較します。
★比較する電気ガスセットのプラン★
東京電力「スタンダードS」(電気)+「とくとくガスプラン」(ガス)
東京ガス「基本プラン」(電気)+「一般契約料金」(ガス)
東京ガス「基本プラン」(電気)+「一般契約料金」(ガス)
東京電力と東京ガスの電気ガスセット割プランの特徴と違いを解説します。 東京電力は電気とガスをセットで契約すると、電気代から毎月102円(税込み)割引されます。年間で最大1,200円電気料金がお得になるということです。 一方で、東京ガスは電気とガスをセットで契約すると、電気代から毎月0.5%割引されます。違いや適用条件を以下の表にまとめました。
公式サイト | セット割内容 | 適用対象 | 適用条件 | |
---|---|---|---|---|
東京電力 | ▶公式サイト | 毎月102円(税込)割引 | 電気代 | 電気を以下プランから契約 スタンダードS、スタンダードL、スタンダードX、 アクアエナジー100、プレミアムS、プレミアムL、 プレミアムプラン(スマート契約)、スマートライフプラン、 スマートライフS、スマートライフL、くらし上手S、 くらし上手L、くらし上手X、夜トク8、夜トク12 |
東京ガス | ▶公式サイト | 毎月0.5%割引 (基本プラン) または 毎月275円(税込)割引 (ずっとも電気3) | 電気代 | ①東京ガスの都市ガスと電気の使用場所が同じであること ②ガスと電気の契約者が同じであること ③ガス料金と電気料金を合算して支払うこと |
基本的に東京ガスのほうが安い
冒頭でも述べましたが、電気とガスをセットで契約した時の合計料金は基本的に東京ガスの方が安いです。
以下の表に電気料金+ガス料金+セット割を適用した実際の料金を、世帯人数別にシミュレーションしました。
世帯 | 東京電力 (スタンダードSプラン +とくとくガスプラン) | 東京ガス (基本プラン+一般契約料金) | 年間節約額 |
---|---|---|---|
一人暮らし | 8,761円 | 8,754円(7円安い) | 84円 |
二人暮らし | 13,395円 | 13,319円(76円安い) | 912円 |
三人暮らし | ¥19,130円 | ¥18,741円(389円安い) | 4,668円 |
四人暮らし | 22,166円 | 21,814円(352円安い) | 4,224円 |
五人以上 | 25,767円 | 25,278円(489円安い) | 5,868円 |
・2024年11月時点での価格。上記のシミュレーションは燃料費調整額・原料費調整・再エネ賦課金を除く。 ※東京ガスの料金プランには燃料費調整の上限を設けておりません。燃料費の高騰によって、上限を設けている他社の料金プランと比べ高くなる場合があります。 ※出典:東京電力電気料金メニュー、東京ガス電気料金メニュー
一人暮らしで安いのは東京ガス
一人暮らしの平均的な月間電力使用量である200kWhでシミュレーションすると、東京ガスのほうが1ヶ月で7円、年間では84円お得という結果になりました。 84円と聞くと少額に感じますが、あくまで200kWhでの場合です。電気をよく使う人、とくに一人暮らしでもリモートやテレワークで長い時間家にいたり、家電が多いという方なら電気の使用量が増えるため、東京ガスの方がお得になりますよ。
二人暮らしでも安いのは東京ガス
二人暮らし世帯では、東京ガスでまとめたほうが月間76円、年間で912円お得になります。
東京ガスは使えば使うほど東京電力よりもお得になる仕組みです。二人暮らしでついつい電気を使いすぎてしまっても、東京ガスなら節約できるでしょう。
ファミリー世帯でも安いのは東京ガス
3人~5人暮らし以上のファミリー世帯では、どの世帯も1ヶ月で約300~490円ほど東京ガスが安くなっており、年間では約4,000円~6,000円ほどお得になります。なかでも、一番安くなる五人以上の世帯では年間で5,868円もお得になります。 東京ガスで電気とガスをまとめるだけで、年間5,000円以上節約できるのはかなり魅力的だといえるでしょう。 ここで計算した数字はあくまで平均的な使用量を想定しているため、家庭によってはもっと使用量が多い場合もあります。 例えば、ペットを飼っていていて常にエアコンや冷暖房をつけている家庭、お風呂の追い炊きを日常的にする家庭、乾燥機や食洗器など消費電力の大きい家電がある家庭などです。そういった家庭では、東京ガスにまとめるとますますお得になるでしょう。
※東京ガスの料金プランには燃料費調整の上限を設けておりません。これにより、燃料費の高騰によって、上限を設けている他社の料金プランと比べ、高くなる場合があります。 ※東京ガスのガスと電気(基本プラン・ずっとも電気3) のご使用場所およびご契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算してお支払いいただける方が対象です。
東京電力と東京ガスの電気料金を比較!安いのはどっち?
ここでは、東京電力と東京ガスの電気料金を詳しく比較していきます。
電気料金プランの違いと料金表
東京電力と東京ガスはさまざまな電気料金のプランを展開していますが、当記事ではベーシックで一般家庭向きな、東京電力「スタンダードS」と東京ガス「基本プラン」で比較します。
★比較する電気のプラン★
東京電力「スタンダードS」
東京ガス「基本プラン」
東京ガス「基本プラン」
料金 | 東京電力 (スタンダードS) | 東京ガス (基本プラン) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 311.75円 | 295.24円 |
15A | 467.63円 | 442.86円 | |
20A | 623.50円 | 590.48円 | |
30A | 935.25円 | 885.72円 | |
40A | 1,247.00円 | 1,180.96円 | |
50A | 1,558.75円 | 1,476.20円 | |
60A | 1,870.50円 | 1,771.44円 | |
電気量料金 | ~120kWh | 29.80円 | 29.90円 |
120~300kWh | 36.40円 | 35.41円 | |
300kWh~ | 40.49円 | 37.48円 |
・2024年11月時点での価格
※出典:東京電力料金メニュー、東京ガス料金メニュー
基本料金はどのアンペア数で契約しても東京ガスのほうが安く、電力量料金に関しても120kWh以下を除けは東京ガスのほうが安いです。 また120kWh以下の差額も0.1円とかなり少なく、極端に電力量料金が少ない人でなければ多くの人が東京ガスのほうが電気料金が安くなるのがわかります。
電気代を世帯別に比較!安いのは東京ガス
続いて、東京電力と東京ガスの電気代を世帯別にシミュレーションして比較していきます。
結論、使用量に関わらず電気代が安いのは東京ガスです。
世帯 | 東京電力 (スタンダードS) | 東京ガス (基本プラン) | 年間の差額 |
---|---|---|---|
一人暮らし | 7,423円 | 7,306円(117円安い) | 1,404円 |
二人暮らし | 10,647円 | 10,434円(213円安い) | 2,556円 |
三人暮らし | 15,424円 | 14,890円(534円安い) | 6,408円 |
四人暮らし | 17,448円 | 16,930円(518円安い) | 6,216円 |
五人以上 | 19,784円 | 19,100円(684円安い) | 8,208円 |
・2024年11月時点での価格。上記のシミュレーションは燃料費調整額・原料費調整・再エネ賦課金を除く。
※東京ガスの料金プランには燃料費調整の上限を設けておりません。燃料費の高騰によって、上限を設けている他社の料金プランと比べ高くなる場合があります。
※出典:東京電力電気料金メニュー、東京ガス電気料金メニュー
電気の使用量にかかる料金が東京ガスのほうが安いため、電気の使用量が増えれば増えるほど東京ガスのほうが安くなります。 年間で計算すると、その差は一人暮らしだと約1,400円、電気使用量の多い三人以上の世帯だと6,000円以上とかなりお得になります。電気代を安くしたい人は東京ガスの電気を契約するのがおすすめです。★東京ガス 年間で節約できる電気代★ 一人暮らし:1,404円 二人暮らし:2,556円 三人暮らし:6,408円 四人暮らし:6,216円 五人以上:8,208円
※東京ガスの料金プランには燃料費調整の上限を設けておりません。これにより、燃料費の高騰によって、上限を設けている他社の料金プランと比べ、高くなる場合があります。
東京電力と東京ガスのガス料金を比較!安いのはどっち?
東京電力と東京ガスのガス料金を比較しました。ガス料金だけで安いのはどっちでしょうか?
ガス料金プランの違いと料金表
東京電力と東京ガスはさまざまなガス料金のプランを展開していますが、当記事ではベーシックで一般家庭向きな、東京電力「とくとくガスプラン」と東京ガス「一般契約料金」で比較します。
★比較するガスのプラン★
東京電力「とくとくガスプラン」
東京ガス「一般契約料金」
東京ガス「一般契約料金」
東京電力 (とくとくガスプラン) | 東京ガス (一般契約料金) | |||
---|---|---|---|---|
1ヶ月のガス使用量 | 基本料金 | 従量料金 | 基本料金 | 従量料金 |
10~20㎥ | 736.23円 | 140.94円 | 759円 | 145.31円 |
20~80㎥ | 1,024.32円 | 126.54円 | 1,056.00円 | 130.46円 |
80~200㎥ | 1,195.04円 | 124.4円 | 1,232.00円 | 128.26円 |
200~500㎥ | 1,835.24円 | 121.2円 | 1,892.00円 | 124.96円 |
500~800㎥ | 6,103.24円 | 112.67円 | 6,292.00円 | 116.16円 |
・2024年11月時点での価格
※出典:東京電力料金メニュー、東京ガス料金メニュー
東京電力のガスは、東京ガスを基準に割安な料金を設定してあるため、東京ガスより安くなります。ガス料金も電気料金と同じく基本料金、単位料金(ガスの使用量に応じて払う料金)の2つがありますが、どちらも東京電力の方が安くなっています。 電気料金ほどの差にはなりませんが、それでもガス単体で見れば東京電力の方が安くなります(原料費調整額を除いた基準単位料金で算出した場合)。
ガス代を世帯別に比較!安いのは東京電力
東京電力と東京ガスのガス代を実際にシミュレーションし、比較しました。
結論、ガスの使用量に関わらずガス代が安いのは東京電力という結果になりました。
東京電力 (とくとくガスプラン) | 東京ガス (一般契約料金) | 年間の差額 | |
---|---|---|---|
一人暮らし | ¥1,440(45円安い) | 1,485円 | 540円 |
二人暮らし | 2,850円(88円安い) | 2,938円 | 1,056円 |
三人暮らし | 3,808円(118円安い) | 3,926円 | 1,416円 |
四人暮らし | 4,820円(149円安い) | 4,969円 | 1,788円 |
五人以上 | 6,085円(189円安い) | 6,274円 | 2,268円 |
・2024年11月時点での情報。原料費調整額を除く。
※東京電力の料金プランには原料費調整額をの上限が設けられていません。原料費の高騰によって、上限を設けている他社の料金プランと比べ、高くなる場合があります。
※出典:東京電力料金メニュー、東京ガス料金メニュー
電気代ほどの差額はありませんが、電力会社は希望の会社が決まっている、ガスだけでお得な会社を契約したいという方は、東京電力のガスを単体で契約すると良いでしょう。
東京電力と東京ガスの特典・キャンペーンを比較!どっちがお得?
2024年現在、東京電力も東京ガスもキャンペーンを実施はしていませんが、東京ガスでは新規お申込みで電気の基本料金が1カ月間無料になっています。
東京ガスは新規お申込みで基本料金が1カ月間無料!
出典:東京ガス公式サイト
東京ガスに新規で申し込み、6カ月以内に開通すれば電気の基本料金が1ヶ月無料になります。新規で申し込んだ方全員が対象で、別途申請も不要です。
一般的な家庭で1,000円程度の節約とはなりますが、東京電力では行われていないことを考えると十分お得と言えますよ!
電気とガスをセットにまとめるメリット
ここで改めて、電気とガスをまとめることにどんなメリットがあるかを見ていきましょう。
メリット
・電気ガスセット割が適用されてお得に利用できる
・支払いが一つにまとまる
※東京ガスのガスと電気(基本プラン・ずっとも電気3) のご使用場所およびご契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算してお支払いいただける方が対象です。
・支払いが一つにまとまる
※東京ガスのガスと電気(基本プラン・ずっとも電気3) のご使用場所およびご契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算してお支払いいただける方が対象です。
電気ガスセット割が適用されてお得に利用できる
電気とガスを同じ会社でまとめると、セット割が適用されます。会社によって電気が安いのか、ガスが安いのかは異なりますが、多くの場合で光熱費は電気の方がよく使うため、電気が安い会社でまとめるのが節約になります。 例えば、東京エリアでまとめるなら東京電力よりも電気代が安い東京ガスでまとめるとよいでしょう。
支払いが一つにまとまる
電気とガスの契約をまとめることで、支払いも一本化されます。 家計の管理がしやすくなるので、この点をメリットと感じる方は多いかもしれませんね。
電気とガスをセットにまとめるデメリット
一方で、電気とガスをまとめることのデメリットは以下のようなものがあります。
デメリット
・割高になる可能性がある
・供給エリアでない場合がある
・供給エリアでない場合がある
割高になる可能性がある
電力会社によっては、電気とガスをまとめることで料金が割高になってしまうことがあります。シミュレーションなどを確認することが重要です。
供給エリアでない場合がある
電力会社によっては、電気は広く供給していてもガスは狭い範囲でしか供給していない場合があります。例えばLooopでんきは電気は全国的に供給していますが、ガスは東京ガスのエリアのみです。供給エリア外だとセットで契約できないので注意しましょう。
東京電力・東京ガスはどんな人におすすめ?
最後に、東京電力と東京ガスそれぞれどんな人におすすめかおさらいしましょう。
東京電力がおすすめな人
東京電力の一番のメリットとしては、ガス料金が東京ガスよりも安くなるという点が挙げられます。 東京ガスの都市ガスよりも約3%安くなり、極端に電気をあまり使わないという方は東京ガスよりも東京電力にまとめる方がお得です。 逆に電気代は高いので、家族が多く電気をたくさん使うという家庭には不向きです。
東京ガスがおすすめな人
東京電力と比較して電気料金が安いというのが東京ガスの最大のメリット。
電気代を安くしたい人はもちろんのこと、電気とガスをまとめるなら東京ガスのほうが多くのケースで安くなりますよ。東京エリアで電気とガスをまとめたい人は東京ガスがよいでしょう。
東京エリアでその他に電気ガスまとめてお得な会社はある?
東京エリアで電気とガスをセットにするとお得になる会社は、東京電力と東京ガスだけではありません。 大手である東京電力や東京ガスを使う人は多いですが、近年はお得な料金プランを揃えた新電力会社が誕生しており、乗り換えも非常に簡単なので人気を集めています。ここでは、東京エリアで電気とガスをまとめるのにおすすめなその他の電力会社について解説します。
Looopでんき&ガス
Looopでんきは基本料金が0円で、燃料費調整額も0円の新電力会社です。使った分だけを支払うという料金プランの分かりやすさが魅力です。 電力量料金が30分ごとに変動する市場連動型を取り入れており、ほかの人が電気をよく使う時間は料金が高くなるリスクはありますが、電気が使われにくい時間帯を狙う「ピークシフト」をすることで、節約が可能です。 Looopでんきは東京エリア限定でガスも供給しており、電気とガスをセットにすると電気の料金単価が-1円/kWhされるのでお得になります。詳しい内容はLooopでんき+ガスの公式サイトをご覧ください。
CDエナジー
CDエナジーは、中部電力と大阪ガスが共同出資して設立された新電力会社です。電気は東京電力と同じエリアに、ガスは東京ガスエリアのみで提供を行っています。 電気とガスともに世帯人数に応じて選べるプランが魅力です。電気とガスをセットで契約すると、電気とガス料金が0.5%割引になります。 また、CDエナジーは電気代に応じてカテエネポイントが貯まるうえ、ラインに登録するだけで1,000ポイントが付与されます。詳しい内容について知りたい方は、CDエナジーの公式サイトをご覧ください。
まとめ|東京電力・東京ガスまとめるならどっちがおすすめ?
結論としては、一人暮らしでも複数世帯でも東京ガスでまとめるのがお得です。
ただし、これはあくまでこの2社で比較した場合の話ですが、現在の電気代高騰により、東京ガスが使えるエリアでは東京ガスがお得に契約できるでしょう。