
どちらも電気料金が安いことで話題のLooopでんきとエルピオでんきですが、よりお得なのはどっち?サービスに違いはある?など気になっていますよね。 結論から言うと、二人暮らし以上のファミリー世帯ではエルピオでんきの方が安く、一人暮らしの場合はエリアによってどちらが安いかが変わります。 この記事では電気料金の比較を中心に、セット割や特典、サービス面などもあわせて比較していきます。 最後に自分に合った電力会社にそのまま申し込めるように、両社の申し込み方法も紹介しているのでぜひ参考にしてください。
Looopでんきは新規申込みを停止していましたが、2023年3月より受付を再開しました。
これまでのプランと異なり、30分ごとに単価が変動する料金体系を採用しています。時間を工夫することで電気代を節約できるプランです。
詳細は『公式サイト』をぜひ確認してください。


※ここから下の本文は、以前のプランの内容になっています。
これまでのプランと異なり、30分ごとに単価が変動する料金体系を採用しています。時間を工夫することで電気代を節約できるプランです。
詳細は『公式サイト』をぜひ確認してください。


以下の記事ではLooopでんきの評判やプランの値上げ情報などに関して詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。
⇒『Looopでんきが値上げ&市場連動型プランへ移行!最新評判で分かったデメリットとおすすめ乗り換え先』
⇒『Looopでんきが値上げ&市場連動型プランへ移行!最新評判で分かったデメリットとおすすめ乗り換え先』
目次
当サイトに掲載されている商品には、プロモーションが含まれます。

電気やネットの販売を経験後、小売電気アドバイザーの資格を取得し独立。現在は電力アドバイザーとして法人向けにスポットコンサルをおこなう傍ら、この新電力の評判・比較まとめサイト「じゆうでんき」や通信メディアにて記事を執筆している。
Looopでんきとエルピオでんきを比較
Looopでんきとエルピオでんきの比較項目を以下にまとめたのでご覧下さい。
Looopでんき | エルピオでんき | |||
---|---|---|---|---|
電気料金 | 一人暮らし | 東北・東京・中部 | 安い | 高い |
その他のエリア | 高い | 安い | ||
ファミリー世帯 | 高い | 安い | ||
セット割 | 都市ガスとのセットで2%OFF | LPガスとのセット割で100円引き | ||
無料トラブル対応 | 関東のみ | 北海道・沖縄を除く全国 | ||
環境・エコ | 良い | 悪い |
重要なものから順に、電気料金、セット割、トラブル対応、環境面を詳細に比較していきます。
電気料金比較
Looopでんきとエルピオでんきは電気料金の仕組みが異なるため一概にどちらが安いとは言えず、エリアや電気の使用量によって変わります。
一人暮らしの場合は?
Looopでんき | エルピオでんき | ||
---|---|---|---|
一人暮らし 30A/120kwh | 東北電力エリア | 3,168円 | 3,553円 |
東京電力エリア | 3,168円 | 3,394円 | |
中部電力エリア | 3,168円 | 3,577円 | |
北陸電力エリア | 2,556円 | 2,556円 | |
関西電力エリア | 2,688円 | 2,644円 | |
中国電力エリア | 2,928円 | 2,829円 | |
四国電力エリア | 2,928円 | 2,872円 | |
九州電力エリア | 2,808円 | 2,749円 |
一人暮らしの平均的な使用量の場合、東北・東京・中部電力エリアではLooopでんきの方が月200円~400円安く、その他のエリアではエルピオでんきの方が数十円ですが安くなります。 Looopでんきは全てのエリアで「基本料金0円」「電気の単価が一律」という料金体系が最大の特徴。基本料金は毎月支払わなければならない料金ですが、その分がまるまる浮くため、一人暮らしなど元から電気代が安い方には特に節約に効果的です。 一方でエルピオでんきは東北・東京・中部電力エリアでは基本料金が存在し、その他のエリアではLooopでんきと同様「基本料金0円」「電気の単価が一律」という料金体系になっています。 基本料金が発生する東北・東京・中部電力エリアではLooopでんきの方が安くなりますが、その他のエリアではLooopでんきよりも電気の単価をわずかに安く設定しているため、エルピオでんきの方が安くなるのです。 なお、北陸電力エリアではエルピオでんきとLooopでんきは全く同じ料金体系のため、電気料金も同額になります。
二人以上の世帯の場合は?
Looopでんき | エルピオでんき | ||
---|---|---|---|
2~3人暮らし 40A/400kwh | 東北電力エリア | 10,560円 | 10,305円 |
東京電力エリア | 10,560円 | 10,071円 | |
中部電力エリア | 10,560円 | 10,385円 | |
北陸電力エリア | 8,520円 | 8,520円 | |
関西電力エリア | 8,960円 | 8,880円 | |
中国電力エリア | 9,760円 | 9,432円 | |
四国電力エリア | 9,760円 | 9,576円 | |
九州電力エリア | 9,360円 | 9,164円 | |
4~5人暮らし 50A/600kwh | 東北電力エリア | 17,160円 | 16,394円 |
東京電力エリア | 17,160円 | 16,773円 | |
中部電力エリア | 17,160円 | 16,524円 | |
北陸電力エリア | 13,845円 | 13,845円 | |
関西電力エリア | 14,560円 | 14,430円 | |
中国電力エリア | 15,860円 | 15,327円 | |
四国電力エリア | 15,860円 | 15,561円 | |
九州電力エリア | 15,210円 | 14,891円 |
二人暮らし以上で暮らしている家庭では、全てのエリアでエルピオでんきの方が安くなります。 エルピオでんきは東北・東京・中部電力エリアでは基本料金が発生しますが、電気の単価がLooopでんきより大幅に低く設定されているため、基本料金がないLooopでんきよりも結果的に電気代は安くなります。 その他のエリアではエルピオでんきもLooopでんき同様基本料金がありませんが、電気の単価はわずかに安く設定されています。そのため電気代もエルピオでんきの方が安くなります。 単価が安いということは電気の使用量が多ければ多いほど合計の差額が開いていくことになるので、ここで試算した以上に電気を使う家庭ではよりエルピオでんきの方がお得となるでしょう。 なお、北陸電力エリアではLooopでんきとエルピオでんきは全く同額です。
どちらもガスセット割で電気代が安くなる
Looopでんき、エルピオでんきともにガスも販売しており、セットで契約するとセット割が適用されます。
Looopでんきは都市ガスとセットで2%OFF
Looopでんきは東京ガスエリアで都市ガスを供給しています。電気とガスをセットで契約することでLooopでんきの電気料金が2%安くなります。 なおセット割が適用されたとしても、東北・東京・中部電力エリアの一人暮らし以外ではエルピオでんきより安くなることはありません。
エルピオでんきは都市ガス・LPガスとセットで100円OFF
エルピオでんきは東京ガスの供給エリアで都市ガスを、千葉や埼玉、栃木など関東の一部エリアでLPガス(プロパンガス)を提供しています。エルピオの電気とガスをセットで契約することで、合計金額から100円引きとなります。 該当エリアで都市ガスまたはLPガスを使っている方は検討しても良いでしょう。
電気トラブルのサポートエリアが広いのはエルピオでんき
Looopでんきとエルピオでんきには、停電やコンセントの故障、分電盤の不具合などの電気トラブルが発生した際に、24時間365日無料で一時対応をしてくれるサービスが付帯します。 ただし、対応エリアがより広いのはエルピオでんきです。
Looop でんき | エルピオ でんき | |
---|---|---|
対応 エリア | 関東 | 東北・関東・中部 北陸・関西・中国 四国・九州 |
環境に優しいのはLooopでんき
電気を1kwh発電するのにどれくらいの二酸化炭素を発生させているかを図る「CO₂排出係数」という数値を比較します。 数値が低いほど環境負荷が少ないです。
Looopでんき | エルピオでんき | |
---|---|---|
CO₂排出係数 (2018年度) | 349g | 506g |
エルピオでんきに対して、Looopでんきの方がCO₂排出係数が低く、環境に優しいことが分かります。 なお、東京電力は462gであり、エルピオでんきは東京電力よりも多くの二酸化炭素を排出していることになります。
その他サービスは変わらない
Looopでんき | エルピオでんき | |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 |
解約金 | 0円 | 0円 |
支払い方法 | クレジットカード | 口座振替 クレジットカード |
電気の見える化 | あり | あり |
支払い方法に関して、Looopでんきはクレジットカード払いだけであるのに対し、エルピオでんきはクレジットカード払い、口座振替の2種類に対応しています。クレカが使えない方はエルピオでんきを選びましょう。 その他の点では違いはありません。
エルピオでんきがおすすめな人
以上の内容から、エルピオでんきがおすすめな人をまとめます。
二人暮らし以上の人
エルピオでんきはLooopでんきに対して、特に電気を多く使う家庭で安くなる傾向が高いです。 そのため、先ほども比較した通り二人暮らし以上では全てのエリアで共通してエルピオでんきの方が安くなるためおすすめです。 特に東北・東京・中部電力エリアではより差額が大きく、電気代が月20,000円近くなるような家庭では1,000円以上もエルピオでんきの方が安くなるケースもあります。 Looopでんきも安いですが、さらに安い新電力と契約したい方はエルピオでんきをおすすめします。
Looopでんきがおすすめな人
続いて、Looopでんきがおすすめな人をまとめます。
東北・東京・中部電力エリアの一人暮らしの人
東北・東京・中部電力エリアの一人暮らしの場合では、Looopでんきの方がエルピオでんきより数百円安くなります。 一人暮らしでは元から電気代が安いため、数百円の違いが大きくなります。また、エルピオでんきでは地域の電力会社よりむしろ高くなってしまいます。 上記エリアの一人暮らしの場合、Looopでんきへの乗り換えがおすすめです。
Looopでんきとエルピオでんきの申込み方法
Looopでんきの申し込み方法
Looopでんきの申し込みは、公式サイトから行います。 電気の検針票、支払いに使うクレジットカードをお手元に用意して、公式サイトから申し込みページに遷移します。 申し込みページでは現在の契約情報、申し込みたいプラン内容、支払いに使うクレジットカード情報などを入力していきます。 全ての項目が入力し終えれば、申し込みは完了です。 その後1ヶ月程度でLooopでんきに切り替わります。その際、工事や立ち合いなどはありません。現在の電力会社への解約もLooopでんき側が行ってくれるので必要ありません。 公式サイトから申し込みを終えればあとは待っているだけでOKです。
【重要】2022年5月現在、Looopでんきは申し込みを停止し、エルピオでんきはサービス終了となりました。
電気ガスをまとめると東京エリアで最安水準の「CDエナジー」をぜひ検討してみてください。CDエナジーとは?
電気ガスをまとめると東京エリアで最安水準の「CDエナジー」をぜひ検討してみてください。CDエナジーとは?
- 電気とガスをセットにできる
- 電気をたくさん使うファミリー世帯では最安水準
- 初期費用・解約金も"0円"
エルピオでんきの申し込み方法
【重要】エルピオでんきは2022年4月末をもってサービス終了となりました。 エルピオでんきの申し込みは、公式サイトから行います。 電気の検針票、支払いに使うクレジットカードまたは口座番号の控えをお手元見用意して、公式サイトから申し込みページに移動しましょう。 現在の契約情報、申し込みたいプラン内容、支払いに使うクレジットカードまたは口座情報などを入力し終えると、申込完了です。 約1ヵ月でエルピオでんきに切り替わります、工事や立ち合い、現在の電力会社への解約連絡は不要です。そのまま開通日を待ちましょう。 ちなみに、エルピオでんきでは期間限定で新規申し込みで最大20,000円キャッシュバックキャンペーンを実施しています。 キャンペーンを受けるのに申請などは必要なく、公式サイトからエルピオでんきに申し込めば自動的に適用となります。ただし、10ヵ月以内に解約すると対象外になるので注意してください。
まとめ
Looopでんきとエルピオでんきを比較してきました。 東北・東京・中部電力エリアの一人暮らしではLooopでんきを選んだほうがお得ですが、その他のエリアやファミリー世帯ではエルピオでんきを選んだほうが確実にお得です。 特に電気使用量が多く電気代が高くて困っている家庭にはエルピオでんき一択と言えるでしょう。 両社とも契約期間の縛りなどもないため、気軽に申し込んでみてくださいね。